「ももタタキ」ってなんだ。 はじめボクは鶏ももの刺身を想像していたのだが、その想像は約10分後に脆くも崩れ去る。 銀のプレートに乗せられて届いたのは皮つきのもも肉が焼かれたものだった。 しかも、そのボリュームといったら。もも肉の串焼きが軽く5本はあろうかという量が更に盛られている。 早速、かぶりつくと、皮はパリパリで、身がじゅわっと。身は微妙にレアなのか。 . . . 本文を読む
8月28日(日) ドラゴンフルーツジュース/Mont-Thabor(麻布十番)のカンパーニュ・ルヴァン
おはようございます。
今日は娘の自由研究を手伝わなければいけません。
今夏、青森から山口まで全5か所のお寺に行ったものを、お寺研究としてまとめるようです。
いよいよ、夏休みも終わりに近づいてきました。
「嫌だなぁ」と思う子どもたちは全国にたくさんいることでしょう。
9月1日は最も . . . 本文を読む
店は客が作り上げるというのがボクの持論である。 また、客は店の独特のリズムの中で酔わせてもらう。 この2つの要素がエンジンになって、店は活況を呈する。だが、この店にはリズムがない。アルバイト店員のだらだらした接客と奥に引っ込んだ店主の希薄なコミュニケーションでは、そんなリズムも生まれるべくもない。だから、客も店を作り上げるまでには至らない。 . . . 本文を読む
8月26日(金) 長ねぎ・ぶなしめじ・万能ねぎ・豆腐
おはようございます。
子どもらの寺修業のイベントがあり、昨日は会社を休んで、千葉の禅寺まで子どもらを送りに行きました。
寺に宿泊し、料理、お勤め、座禅など、なかなかできるものではありません。
ただ、長男が寺に着く直前、腹痛を起こし、その後1時間様子を見ましたが、改善されないため、リタイアしました。
ボクと一緒に帰宅です。
その瞬 . . . 本文を読む
そのうち、店内は誰もが懐かしむように、昔話になった。 20代の始めに、転勤で東京に来たという初老の男性は、そのままずっと東京勤務で過ごし、その間約40年も、この店に通っているという。 「もう、すっかり東京の人間さ」。 「最初、この店に来はじめたときは、自分がいちばん若手で、緒先輩らに可愛がられたけど、今では自分が古株だよ」 と豪快に笑った。 . . . 本文を読む
やがて、運ばれてきた「生ホルモン刺し盛り」。 これで619円は安すぎるというボリュームだった。 タンにレバー、コブクロ、ハツ、そしてガツ。 ねぎが添えられ、胡麻油ににんにく、しょうが。ホルモン刺しをうまく食べられるものがここには全てあった。 . . . 本文を読む
8月21日(日) UCC「職人の珈琲」/WEST(銀座)のクッキー
おはようございます。
リオ五輪15日目の男子400mリレー決勝は圧巻でした。
思い越せば8年前の同種目も魂が震えましたが、今回はそれ以上の衝撃がありました。
入場の侍ポーズもよかったです。
昔ならばこのような入場はお叱りを受けたかもしれません。
スポーツライターの玉木正之氏は「今も日本はスポーツではなく体育だ」とお . . . 本文を読む
サリームの後をついていくと、彼はゲストハウスの母屋の非常階段を昇り始めた。
電灯もなく、暗がりの中を人がひとりようやく通れるような階段である。
微かな風は吹いているものの、夜になっても気温はそれほど下がっていない。じっとりと背中に汗が滲む中、階段を昇る2人だけの足音だけが響く。
サリームの部屋にでも行くのだろうと思っていたが、着いたところは、建物の屋上だった。屋上といっても建物は3階建てであり、とびきり眺めがいいわけではない。
もっとも、屋上に出ても電燈があるわけではなく、満月に近い月明りだけが、頼りだった。 . . . 本文を読む