「波の谷間に命の花がふたつ並んで咲いている」
「陸にあがって酒のむときは、いつもはりあう恋敵」
「おれと兄貴のよ、夢のゆりかごさ」 . . . 本文を読む
「立ち飲みの日」。
この年はY澤さんと参加です。
どういうわけか、神田からスタートしました。
実は、2012年から開催場所を複数の地域で開催することになったのです。
そのうちのひとつが神田です。
つい、こないだY澤さんとは神田鍛冶町で飲んで、この日はそのときの延長戦のようです。
先日の神田訪問では、敗戦処理の試合だったのに、延長戦とは少しおかしな話ですけ . . . 本文を読む
江戸川セントラルリーグ・マイティフロッグスに所属する熊猫(43)は、2月23日(日)の練習中の負傷について、本人による素人診断の結果、右足ハムストリングスの肉離れで全治約1週間を要すると発表した。現在のところ、熊猫は3月9日(日)のリーグ開幕戦に先発投手として出場する予定となっており、本人は「必ず間に合わせる」とコメントしている。
しかしながら、熊猫は43歳という年齢的な衰えや、怪我をした帰路、 . . . 本文を読む
東京駅八重洲中央口をくぐって山手線に乗った。
11月の風は冷たく、薄いコートを着込む人もいる。
新橋。
まるで、あの日のように。
ボクは心を揺さぶられる。
ボクは立ち飲み屋に入った。
あの日と同じように。
まるであの日と同じように。
店頭に緑が置かれた立ち飲み。
店内は立ち飲みの伝統的なコの字カウンター。
ビール。ハートランド(400円)。
店 . . . 本文を読む
無性にバンコクに行きたくなるときがある。
灼熱の、黒煙煙る、政情が不安定な、あのバンコクに。
あのナンプラーの香る街角。鼻にかかったタイ語の声と抑揚。
ボクは大好きだ。
そんな気分になると、ボクは決まって、この店の扉を開ける。とびっきりの「ガパオライス」を食べに。
タイ料理にはずいぶん通った。
若い頃、吉祥寺の「ペパーミントカフェ」が大好きだった。吉祥寺はタイ料理のメッ . . . 本文を読む
憧れの人と邂逅。
その初々しさが、この展示にあふれているのは何故だろう。
子どもの目線でしか見えない細い糸。それを手繰りよせた2人の引力。その優しい空気に包まれた企画展。
時を隔てた、その奇跡ともいえるWORKに出会えるのは多くはない。
共鳴しあう2人の創造にボクの心も震える。
例えば、初山の「海のなかの人魚姫」、いわさきの「王子を想う人魚姫」。
制作年はともに1967年。その繊細なタ . . . 本文を読む
それはともかく、ボクが毎回「謝甜記」で食べるのは「鶏蛋粥」である。あっさりとしつつも、コクのある粥に最も合うのは鶏蛋であると思うからだ。中国人が好む「牛肉」ではないだろうし、レバーを指す「牛肝」もちょっと違う。「魚片」も悪くはないが、お粥の特性を引き出すのは、鶏蛋であると思うのだ。 . . . 本文を読む
すこぶる若い女の子がしばらくして「ギネス」を運んできた。すると、おもむろに彼女は言った。「生って何ですか?」。なるほど、生の意味がよく分からずに返答していたようだ。ともすれば、生とは卑猥な意味にとられたのかもしれない。おじさんは少し困ってみせた。そして、誤解されないよう、言葉を選んで「生ビール」を説明した。 . . . 本文を読む