新橋烏森の飲み屋街に飲兵衛にとってお得な赤い腕輪バンドが販売されているらしい。
それがあれば企画に賛同する店舗で割引サービスを受けられたり、1杯目の飲み物が無料になるなど、特典があるという。
赤い腕輪バンドとは、世界の貧困層撲滅のためのホワイトバンドプロジェクトや癌を克服したツールドフランスチャンピオンのアームストロング氏が自身の癌を世界から撲滅するために企画した黄色いバンドと同じように、ラ . . . 本文を読む
一度行った居酒屋の評価が、次に訪問した際ガラリと変わることは稀にある。
行ったときの人間構成や天気、体調、時間、或いはその日食べたランチなどで、その晩行った居酒屋のイメージは変わってくるだろう。
「末広町 八」も初めて飲みに行った印象はたいしたものではなかったが、先日改めて来店したときには、天と地ほどの差を感じた。
やはり、居酒屋はただの一度行っただけでは何も分からないのである。
5月 . . . 本文を読む
池袋駅を背にグリーン大通りを歩いている。
時刻は夕刻の4時近く。
わたしとH谷川さんはある企業の東京支店に向かってやや早足になっていた。
我々は特にその企業に用事があるわけではなかった。
我々を呼んだのは、彼らだったのだ。
どんな魂胆があるのか、いまいち判然としない。
「飲みながら話しをしようじゃないか」、と言ったのは、その会社のN村さんの方だった。
東池袋の交差点を越えたところ . . . 本文を読む
7月8日。久々の試合である。
わたし自身は6月2日の怪鳥チーム以来。チームは5月27日のリーグ戦以来。実に久々なのである。
今日の相手はキューリアス。練習試合なのだ。
キューリアスは我がチームの唯一勝利しているチーム。しかも、2勝も挙げているのだ。
さて、結果から言ってしまおう。
実は、またまた勝ってしまったのだ。
しかも8-2という圧勝で。
一時は逆転を許したが、その後は守備も . . . 本文を読む
5月の新緑と爽やかな風に誘われて、この季節になると、何故か居酒屋以外の場所で飲みたくなる。
2年前の5月は心の友、今pのお宅で爽やかなビールと彼お手製のおいしいものを頂いた(居酒屋放浪記 番外編 ~例えば5月の風に~「今ちゃん宅」を参照のこと)。その翌月は、ふらいんぐふりーまん師の旧宅のベランダにて牡蠣BBQを催した(居酒屋放浪記 番外編 「セルビアへの手紙」 を参照のこと)。
夏が来る前に . . . 本文を読む
「ペン婦人の丘」と聞けば、どれほどきれいな景色を想像するだろう。
だが、その都市の名前となっているプノンペンは見渡す限り殺伐とした瓦礫のような街並みだった。
午後2時頃、わたしたち外国人一行を乗せたワンボックスカーのタクシーはプノンペン市街に着いた。ほとんど舗装されていないひどい悪路だったにもかかわらず、国境からの約60kmの道のりは順調だった。武装集団が出るとの噂もあったが、タクシーが走る . . . 本文を読む
約5年間使ったSONYのVAIOがとうとう壊れた。
多分、秘密の大人サイトにアクセスし、画像や動画などを収集するうちに我がVAIOは悪い病原菌をいっぱい貰ったのだと思う。
とにかく、新たなパソコンが必要になり、妻から大至急買ってこい、というミッションを与えられ、その日わたしは秋葉原へと出向いたのだった。
ゴールデンウィーク本番の初日は晴天で初夏に相応しく汗ばむ陽気。
わたしはヨドバシカ . . . 本文を読む
翌朝、シンカフェのバスに乗り込み、わたしは13日間滞在したフォングーラオ通りを後にした。バスには見覚えある顔がいた。イスラエル人の若者だ。彼とは、ヴェトナムのサパからハノイまでテトの行軍を共にしたことがあった。こうして、またヴェトナム出国を共にするのも何かの縁である。
彼は度々ホーチミンの町で出くわすことがあった。その度にこんな挨拶を彼はかけてきた。
「What's up?」
もちろん、 . . . 本文を読む