店は烏森でも珍しい立ち飲みの王道を行くスタイル。いわゆるクラシックスタイルといっていい。キャッシュオンデリではないが、メニューといい、瓶ビールしかない形式は威厳に溢れている。 烏森では日夜、立ち飲みは進化しており、この立ち飲みのダイナミズムを伝える店は「あじろ」と「立呑屋」だけと言っても過言ではないだろう。 . . . 本文を読む
空港を出たわたしは地下鉄に乗り換えた。どこまで行けばいいのか分からないから、初乗りの切符を購入したのである。
この時点で、わたしはシンガポールを少し甘く考えていたのかもしれない。
これまで、どこの国でも簡単に安宿は見つかった。夜中に着くと宿探しは難儀だが、それでも野宿した経験はない。シンガポールの街も問題ないだろうと考えていた。
だが、宿はなかなか見つからず、2時間ほっつき歩き、3時間ほっつき歩 . . . 本文を読む
広島県府中市には居酒屋の影も見えなかった。基本的には出張の現場で酒を飲みたいというのが本音なんだけれど。
この府中の駅前にも何もなかった。
そこで、福山まで出て酒場を見つけることにした。
福山では酒場がすぐに見つかった。
さすがに立ち飲みはなかったけれど。
「おっちゃんの台所」。
うなぎの寝床のようなお店。
一直線にカウンターがずらりと並ぶ。
どの人がおっちゃんなのだろうか。
厨房には男性が . . . 本文を読む
大学のクラス会が行われる。
高田馬場の駅チカ。だが、その店ときたら、ビルの全ての階が居酒屋。
そのビルの4階にある「NIJUUMARU」。
近年の居酒屋はだいたい隠れ家的な店が多いが、この店も例外ではない。
個室のニーズってそんなに多いのかな。
元々は「甘太郎」の店舗をリニューアルしたみたい。
飲み放題メニューで飲んだ赤ワイン。
結局、赤ワインで始まり、赤ワインで終わる。
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ビールを飲み干しても、なんか落ち着かない。 料理もどっか上品で、これならば近所の「万座食堂」の方が断然おいしく感じる。 泡盛を飲もうにも、ちょっと値段が張る。 これならば、近所のコンビニで四合瓶の「万座」を500円くらいで購入し、部屋のベランダでゆるゆると水割りで飲んでいた方が落ち着く。 . . . 本文を読む
造り酒屋のアンテナショップっていいなぁ。酒は安く飲めるし、だいたいその地元の肴を食べることができるのだから。 酒とは、その地物と一緒に食すべきではないかと思うのだ。だって、同じ水から生まれているのだから相性が悪いことなんてないはず。 . . . 本文を読む
衣は案外固い。 生ビールを飲み終えて、酎ハイ(365円)に。 店は汚い。だが、奥様と思しき女性の店員はとても美しい。 店の環境は劣悪で、とうてい「へそ」には及ばないし、揚げ方、衣のクオリティはもう少し研鑽の必要があるのかなと思う。 . . . 本文を読む