地層のように幾重にも堆積した空気に、折り重なるようにその音は沈殿していき、やがて店の雰囲気に埋没した。 時間という概念は曖昧だ。 人はその雰囲気とともに時間を過ごし、時間を知覚し記憶する。 でも、それは決して絶対的ではなく、頼りないほどに曖昧だ。 . . . 本文を読む
〆に押しずし。 「ゆうさい押し寿司」というらしい。 若狭の特産品は地元の米を地元の名水で炊き、北前船の時代と同様に、北海道の昆布で巻き上げたというもの。 これがうまかった。 ズンズン。 腹の底に響く重低音が二度もなった。 . . . 本文を読む
3月27日（日） coopのリッチブレンド／MAISON KAYSERのバゲットブランジェ
おはようございます。
北海道新幹線が開業しました。とかく、経済効果ばかりが騒がれますが、損失というものはあるのでしょうか。
ミクロで見ると、恐らくあると思われるのですが、そこはあまり言われません。また環境的損失も少なくないでしょう。
これによって桜前線が早く北に到達 . . . 本文を読む
２階に上がると奥に長テーブルが６脚。手前には小さなテーブルが置かれ、早い時間だとたいていは座れる。天井は低い、その頭上のすぐ上はJR線だ。 椅子がまた汚い。どれもこれも必ず破れていて、それをガムテープで補修している。ガムテープも年季が入っており、はがれかけたガムテープが客のズボンの繊維がくっついたのか、どれも黒ずんでいる。 . . . 本文を読む
3月25日（金） なめこ・豆腐・大葉
おはようございます。
いよいよプロ野球のペナントレースが開幕します。
言葉にならないほどワクワクしていますが、それとともに辛く長い葛藤の始まりという気持ちもあります。
今季のカープ。昨年とうって変わり、下馬評はかなり低いです。
プロ野球評論家各氏の予想を平均すると５位くらいでしょうか。
まぁ、妥当なところでしょう。
しかしながら、評論家各氏が . . . 本文を読む
17時を過ぎて、ボクはキッチンに並び、ずっと気になっていた「インドの青鬼」（700円）と「ポテサラ」、そして「ホットドッグ」をオーダーした。 「インドの青鬼」とはインディアペールエール、つまりIPA。強烈なホップの香りと苦味が特徴のエールである。IPAが、クラフトビール人気を１段階引き上げたと言っても言い過ぎではない。そしてポテサラ。今をときめく、トレンドの最前線。 ポテサラは実にシンプルだった。じゃがいもとマヨネーズだけ。きゅうりやにんじんといった脇役は登場しない。まるで、ひとり芝居のようなポテサラだった。 . . . 本文を読む
それでも「おかめそば」はおいしい。 おかめの顔は整っていなかったが、かろうじてほうれん草の口だけが判別できた。顔全体がもしかすると卵とじだったのかもしれないが、目は確認できなかった。本来目の役割をするかまぼこは頬っぺたあたりの場所にあった。 一口すすると、優しい出汁の味が口にひろがる。 . . . 本文を読む
ビッグバード６Fにある「SKY STATION」。 眺めがいい。キーンと耳に刺さる飛行機のターボの音と飛行機の排ガスの臭いは少し気になるが、10分おきに飛行機が離陸を繰り返す景色を眺めながら飲むビールは格別だ。 ビールは上面発酵のエール。 AIRとALEをかけたのだろうか。ビールの名称は「スカイエール」である。 . . . 本文を読む
3月20日（日）coop のリッチブレンド／ロイヤルブレッド山型
おはようございます。
体調、だいぶよくなりました。熱や咳はなく、ひどくはなかったのですが、躰がだるい状態がずっと続くのもつらいものです。
収集癖があるボクのコレクションにユニフォーム集めがあります。
広島カープとFC東京のレプリカユニ。
FC東京はJ参入以来購入していますが、ホーム、アウェイに加え、フレンドリーマッチ限 . . . 本文を読む
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