ブロック毎にアキバのカレーを食べ歩く企画の第2弾!
アキバの駅に近づくにつれ、少しずつカレーの値段が高くなっているのは気のせいか。
いやいや、いかに地価が値段にONされているか、これで一目瞭然。
9.ゴーゴーカレー(カレー専門チェーン店)
金沢カレーというご当地カレーのチェーン店。ゴリラの顔が目印だ。
アルミのプレートに盛られたカレーとキャベツの付け合わせが金沢カレーの特徴だとか。
カツの上にはソースかけられている。このソースがくせ者だ。
カレーのルーとうまくマッチして、独特の味を形成する。そう僕らが子どもだった昭和50年代はまだカレーにソースをかける習慣が残っていた。あれは、恐らくカレーをスパイシーなものにする当時の工夫だったのかもしれない。
実はこのゴーゴーカレーにはあまり期待していなかったが、その期待はいい意味で裏切られた。
ほんのり辛く。味わいがいい。キャベツのおかわりは自由。
値段も比較的安価である。
千代田区神田佐久間町1丁目16-1 大橋ビル1F
10. ガスト(ファミリーレストラン)
駅前に行くにつれ、ファミレスやチェーン店が急激に増えた。
すかいらーくグループの一角「ガスト」もそのうちのひとつ。
水やおしぼりはセルフという、このローコストにしては、カレーが安価じゃなかった。「ビーフカレー」が税込み733円。時間帯によって、ご飯が無料で大盛りになるというので、そうして貰ったが、とりたてて大盛り感はなかった。
カレーのスパイシー感は強くない。ルーは茶色のややサラで、欧州風。添え物はキュウリのQちゃん風の漬け物。
牛肉は柔らかく、その点は満足したが、さすがファミレス、万人受けする妥当なカレーであった。
千代田区神田佐久間町1−15 川初ビル2F
11. デニーズ(ファミリーレストラン)
バターチキンカレーが税込み926円。決して安価ではない。
13時15分に席につき、カレーが出てきたのが、13時35分頃。確かに店は混んでいたが、20分は待たせすぎだろう。しかも、一口食べてびっくり。カレーがぬるいのである。多少のぬるさではなく、許せないレベルでぬるい。よほど替えてもらおうと思ったが、もはや昼休みの時間が残り少なく、我慢した。
カレーはマイルドなコクがあり、味は納得。返す返すもぬるさが残念である。それを1,000円近い金額で食べたものだから、がっかり感は強かった。
ものすごく損した気分だけが残った。
千代田区神田佐久間町1丁目8-3
12.村役場(居酒屋)
なんといっても、そのボリュームには驚きだ。
650円の超大盛りカレーには、大盛りのサラダ、そしてお味噌汁がついてくる。それは、一瞬食べきれるかなと感じさせるボリュームだった。
カレーは極めてオーソドックスな和風カレー。ややドロ系の茶色。恐らくルーは市販のものを使用しているとみられる。テイストは中辛。
コスパという言葉は嫌いだが、これを重視する人なら、かなり満足だろう。付け合わせは茶褐色の福神漬け。
千代田区神田佐久間町1丁目14
13.バルakiba(バル)
スペインバルのお店。装飾にも凝っていて、店に入ると全てお客は女性だった。
実はあまり期待をしていなかったが、女性の評価が高いのを感じて、ワクワク感は高まった。
「牛すじカレー」は680円。前菜にスープが出てくる。これが、おいしかった。
卵スープ。薄味だが、しっかりと作られた手作りスープは本格的。
きれいに盛り付けられた牛すじのカレーは欧州風。牛すじをカレーに使うという選択肢が冒険的だが、赤ワインなどで味が整えられており、臭みはもちろん、重厚な奥行きのある味に仕上がっている。
このカレーは本当においしかった。色はやや黒のややサラ、ボリューム的にはやや少ないが、女性にとっては普通の量であろう。恐らく、女性視点でメニューが作られていると思われる。
流行りのバルはどうも好きになれないが、これなら夜のお酒もおおいに期待できそう。
千代田区神田佐久間町1丁目13ー8F
14.CAFE BRAUNER(CAFE)
チキンカレーは830円。前菜のサラダにドリンクがついている。
カレーは欧州風。やや黒のややサラ系である。コクがあり、煮込み感は高い。黒コショーの味が印象的で、その風味も悪くない。
付け合わせにはクレソン。これをかじりながらカレーを食べると、カレーの味わいが引き立つから不思議。
ボリューム的には物足りないが、女性にとっては普通の量だろう。コーヒーもおいしいので、この値段は妥当。
いいカレーだ。
千代田区神田佐久間町1丁目6ー5
※お店の①から⑧は 旅するランチ 022 - アキバのカレーMAP(千代田区神田佐久間町)を見てね。
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