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居酒屋さすらい 1176 - 串焼きのトリプルスリー - 「蒼屋」(さいたま市南区南浦和)

2017-06-01 18:00:46 | 居酒屋さすらい ◆地方版

A藤と会社の倉庫で動画撮影を続けている。

その帰りに、酒場を巡る。東所沢には酒場が少なく、お互い、乗り換えに便利な駅で飲む慣習ができつつある。

その駅は、南浦和駅。

前回、「まるさだ」にて、ひどい目にあった。注文した料理が、全部二人前出てきて、カラオケまで歌わされた。あの時、さんざん南浦和駅周辺を歩いて、酒場を探した。その行き着いた先が、その店だった。

その結果、ボクらが、出した結論は、南浦和駅の酒場は、線路沿いである。10軒そこらの小さな通り。ボクらは、その通りを1往復し、店を物色した。

 

その中から、選んだお店が、「蒼屋」である。

選んだ理由は、店の醸し出すオーラ。オレンジのテントが美しい。何故に、前回、この店に気付かなかったか。

 

店内は、適度に古かった。メニューは、手書きで書かれ、下手くそな字がおかしかった。

焼きとんが、メインメニュー。

タン、カシラといったポピュラーなものから、タンスジ、アゴという知らない部位もある。全て1本が100円。

安い。

 

ボクらは、生ビールを頼み、メニューをガン見した。

焼きとん、焼き鳥はもちろん、焼きぎゅうまで揃えている。ぎゅうとは言わずもがな、牛である。

「ランプ」。

「煮込み牛スジ」など。

 

まさに串焼きのトリプルスリー。

 

試しに、カシラ、ハツ、タン、ランプをそれぞれ2本頼んでみた。

じっくりと焼かれたカシラが運ばれてきた。ボクらは、そのフォルムにため息が出た。

美しい。

形とバランスはもちろん、焼きまでのフィニッシュが完璧だ。一口食べると、食感も申し分ない。

しかも、うまい。

刺しから、焼きまで、丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。100円で、これだけのクオリティは前代未聞。渾身の串焼きが、今ここに。

そんな串焼きを食べる幸せ。

ボクらは、唸りながら、串焼きを次々と平らげた。

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