
LンチのH川さんと座間のイオンで会った。ボクが時々、お邪魔する会社の近所にあるイオンで。
まさか、その会社の近くに、イオンの巨大なショッピングモールがあるとは。もう2年もこの界隈を歩いてきたのに。よく見ると、イオンモールに日産のディーラーがあって、「カレスト座間」とある。あぁ、昔来たことがあった。そうか、ここだったか。
イオンで食事をすることになり、フードコートに行くと、だだっ広いスペースを活かして、いろんな店舗がある。ジャンクな店ばかり。でも、ジャンク好きな自分にとっては、もう何を食べようか、迷ってしまうほど。H川さんと協議して選んだのが、「ローストビーフ星」という店。初めてきく店である。当然ながら、ローストビーフの専門店なのだが、実はカレーも販売していた。こうなりゃ、もうカレーしかない。
ボクは、「牛すじカレー」(650円+税)をオーダーした。
若い女性の店員さんは、「牛すじカレーでよろしいですか」と念を押した。うん。「牛すじカレーください」。ボクはそう応えた。
実は「牛すじカレー」の他に、「ローストビーフカレー」(890円+税)というのがあって、どうもそれに誘導したかったみたい。しかし、このメニューは実に巧妙だ。「ローストビーフカレー」を売りたいために、わざわざマーケティングとして、それよりも安価な、「牛すじカレー」をセッティングしている。つまり、「牛すじカレー」は、おとり。通常は、松竹梅の3つのパターンで、一番売りたい商品を竹に設定するのが定石だが。「ローストビーフ星」は、松と梅で攻めてきた。
一瞬、「ローストビーフカレー」に気持ちが傾いたが、いかんせん税込900円超はないだろう。最近、カレーもラーメンのように単価アップが著しい。両者とも、日本の国民食だけに、大衆性を忘れてはいけない。
さて、ボクらの番が呼ばれ、待望の「牛すじカレー」がきた。
こぢんまりとした皿に、カレーが盛られている。ご飯は200gくらいだろうか。若い男性にとっては物足りない量かも。カレーソースはやや黒い。一口すくって、いただく。うまい。しかしながら、牛すじの姿は確認できない。牛すじがなくなるまでとろとろに煮詰めたというのか。それとも、ほんの少量しか入っていないのか。微妙に繊維質の食感を感じるが、それが牛すじかは判別できない。ただ、カレー全体に旨味が出ていることは間違いない。
結局、最後まで、牛すじの姿は確認できなかった。ただ、確実に旨味は出ていたので、牛すじはあるのだろう。まぁ、650円(税抜)ならこんなものかも。
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