自分の場合、カレーは週に2食から3食ほど食べている。その結果を「カレーさすらひ」にまとめてきた。「居酒屋さすらい」の場合、訪問したお店全てを書いているが、「カレーさすらひ」は、その週に食べた、最もうまいカレーを掲載しているのだ。取捨選択である。けれど、先週は5食ほどカレーを食べた。自分にしては珍しいことだと思う。その結果、掲載したいカレーが2食となった。こりゃ困ったなと思う。だから、多分今週の「カレーさすらひ」は2回に渡ってレポートしようと思う。
先週、「うまい」と思ったのは、「松屋」の「創業ビーフカレー」である。実は、静岡の人気ブロガー、電気がまさんのブログによって情報がもたらされた。何?「松屋」の「創業ビーフカレー」だって?普段、あまり「松屋」には行かない。だって、ごはんの量を秤で計ってお客さんに出す、あの姿勢が嫌だった。
「餌かよ」。
そう思った。多分、これって、どこのファストフード系の店でやっているはずだが、お客さんの前でやるのはやめようよ。そう思ったものだった。
さて、電気がまさんのブログ、「静岡ラーメン放浪記」に「創業カレー」が掲載された、その昼に自分は「松屋」へと走ったのだった。
正直なところ、半信半疑だった。ファストフード系のカレーで感動を覚えるものはこれまでなかったからである。しかし、「松屋」の「創業ビーフカレー」はそんな不安を見事に吹き飛ばした。抜群に旨かったからである。
「松屋」の説明文には、こうある。
「牛バラ肉をとろとろになるまで煮込んだ『創業ビーフカレー』は、牛肉をたっぷり使用しており、食べ終わるまで牛肉の旨味が味わえる創業当時の味を再現して作られた逸品です」。
なるほど牛バラか。これはいい。
そして、運ばれてきた、「創業ビーフカレー」。見るからに、牛すじの繊維がよく見える。これは期待できると思い、まずは一口目をスプーンですくった。
「うまい」。
牛すじから出てきた甘味とコク。これは本当にトロっトロになるまで煮込んだな。そう思わせる絶妙なカレーである。しかも、牛肉はカレーソースに対して20%使用しているという。なかなか、思いきったことをしたな。これが、創業当時既に商品化していたというのだから恐れ入る。
辛さやスパイシー感はあまりない。あくまでもジャパニーズカレー。カレーソースの色はダークブラウンでややドロ。しかし、そのドロは牛すじが由来だ。
あっという間に食べ終えてしまうほどの絶品カレーが、まさか「松屋」でいただけるとは。しかも一杯490円(税込)で味噌汁つき。これはまた近いうちにリピート確定だ。
私も食べました。前の夜に飲んで泊まって朝帰りに食べたのです。(高崎です。)
まぁ松屋さんですから。突っ込みどころが幾つかありましたが、この値段にしては味は悪くなかったと思います。
カレー以前に自分の場合はあのタッチパネルの券売機で目的メニューにたどり着くまでがちょっと。やはり吉野家さんのように店員さんに声かけする方が好きですね。
今は中性脂肪を気にしてカレー自体、滅多に食べませんが。
お役に立たせていただいたようで嬉しいです。
東京には有名なカレーのお店が数多くありますが、どれも美味しいですね。
熊猫さんのカレーレビューはいつも楽しみにさせていただいていますが、セレクト版だったとは知りませんでした。
どうりで名店ばかりなはずです。
松屋さんの創業ビーフカレーは手ごろな値段で頑張っていると思います。
チェーン店ですとこういうこともできるという良い見本だと思いました。
もう食べられていましたか。早いですね。実は自分もタッチパネルについて記載しようと思っていました。目的のメニューもさることながら、「決定」ボタンがなくて、まごまごしました。ファストフードは「吉野家」方式が一番です。
ひざげりさん。
トマト味のカレーっていうのがよく分かりませんが、時々おかしなメニューを出すのが「松屋」ですね。自分も中性脂肪に気をつけなければいけませんが、カレーが大好きなもんで。
電気がまさん。
本当は全てのカレーをアップしたいのですが、なかなか現状では難しいです。
電気がまさんのチェーン系のちょい飲み情報はいろいろと工夫された飲み方をされていて、興味深いです。これからも参考にさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。