侠気あふれる酒場の構え。この店構えだけで十分お金がとれる。白い暖簾の清々しさよ。本当に素晴らしい . . . 本文を読む
どれ、久しぶりに行ってみようか。そう思い立ち、わたしは新港南橋を渡った。すると思いがけない風景が眼前にあった。きれいなマンションが建ち、瀟洒なスーパーマーケットが見えるではないか。わたしが通っていた頃、橋を渡ると右側は古い団地だった。その1階はちょっとした商店街になっており、その一角におじいさんとおばあさんが経営していた小さなお惣菜屋があった。あぁ、あのおじいさんとおばあさんはどうしたのだろう。わたしはすぐさま気になってしまった。そのお惣菜屋があった場所に行ってみると、マンションの広場になっており、その一角が酒屋にとって変わっていた。 . . . 本文を読む
ちょっと待ってくれ。150円から200円程度で飲めるナカが300円とは。これはうっかりしていた。 「枝豆」や「冷やしトマト」の話しを自分で振っておきながら、自分がミイラ取りになるとは。 だが、このナカがすさまじかった。ジョッキの3分の2はあろうかという焼酎のボリューム。 罠だとばかり思っていたナカが、実は違う意味でトラップになっていた。 二重の罠。 . . . 本文を読む