小谷久美子 ピアノ音楽教室

松戸市新松戸にある 小谷久美子ピアノ音楽教室 講師 小谷久美子のブログです。
教室の紹介、レッスンでのこと、ほか色々と♪

薬の神じゃない❗

2020年10月23日 | Weblog
 
 
 
 
 
 
 これは良かったです
 
 なぜこの映画を上映している劇場が少ないのか疑問。
 
 もっと注目され、たくさん上映されても良いのでは…?
 
 
 2014年に中国で実際にあった、医薬業界が改革されるきっかけにもなった
 
 ジェネリック医薬品密輸事件を映画化した作品。
 
 
 
 上海で、怪しげな、いかがわしい強壮剤の販売店主、チョン・ヨンは
 
 家賃も滞納して追い出される寸前の状態。
 
 妻からも見放されやけっぱちな人生を送っている男です。
 
 ある日、慢性骨髄性白血病を患うリュ・ショウイが訪ねてきて、
 
 安価なインドのジェネリック薬品を仕入れてほしいと頼まれます。
 
 成分は同じなのに、国内で認可されている治療薬は高価すぎるため、
 
 手に入れたくても購入できない患者がたくさんいたのです。
 
 
 いったんは断ったチョン・ヨンでしたが、お金に目がくらんで
 
 結局は仕入れを引き受けます。
 
 
 前半ー中盤ー後半ー終盤と、チョン・ヨンの心が変化していくのが
 
 まざまざと感じられます。
 
 中盤までは引き込まれつつも「重~い映画観ちゃったなぁ…」と思っていましたが、
 
 中盤を過ぎるとどんどん展開していって、重いとか軽いとか、そんな問題ではなく、
 
 身じろぎもできずに入り込んでしまいました…
 
 
 私が観た回は、私の他に4人しかいませんでしたが、後方に座っていた男性の
 
 飲食する音が気になって落ち着きませんでしたが、いつの間にか
 
 そんな音なんて全く耳に入らず(多分その人も食べることを忘れて観入っていたと
 
 思われる…)、引き込まれていました。
 
 
 久々に、堪能しました。
 
 
 役者さんたちも素晴らしかったです。
 
 特に私の印象に残ったのは不良少年のボン・ハオ。
 
 泣きましたよ
 
 
 以外に最近の事件だったことに驚きでした。
 
 こんなことが実際にあったのに、何も知らなかったなんて…
コメント
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