雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

設営 ・撤収・また設営で 撮った 月と・・

2015年03月03日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
昨夜はテレビの天気予報が晴れというものだから、月も見えない中で機材を設営。
もし晴れたら月と木星でもと思っていたのですが・・
途中 空のチェックに出たところ、月どころか小雨が降ってきてあわてて撤収。

寝る前に見なきゃいいのに、雲の切れ間から月が。
迷った末にパジャマの上から防寒具をはおり、再度設営しました。

なんとか雲が薄くなるのを待って撮った月です。
画像クリックで元画像の40%まで拡大
月齢 11.6
撮影DATA: 2015/ 3/ 3 am 01:10’頃~ Vixen VC200L+エクステンダー1.4x(合成f=2,520mm F12.6
露出1/125秒 ×24 枚(北部)×29 枚(南部) AviStackでコンポジット 
北部・南部を I.C.E (マイクロソフト)でモザイク結合 ISO 400 kiss X2 EM-200USD赤道儀 
今回は描画画素数を増やすため、北部・南部に分割してエクステンダーで拡大撮影

この後、月の近くにいる木星をEOS amera.ovie.ecodeで動画撮影
しようとしたのですが、再び雲に覆われて一時間以上待たされました。

EOS Camera.Movie.Recode で撮った木星(RegiStack6で画像処理)
02;21’頃~ 動画1分47秒

02;23’頃~ 動画2分23秒
共通DATA: VixenVC200L+エクステンダー2.0x x5クロップ(合成f=18,000mm F90 相当)
事前にステラナビで木星の大赤斑が0時40分頃に正面に来る事を知っていたのですが、
撮影できた頃にはもう早い自転で裏側に隠れるところでした。
3月3日2時20分の木星(ステラナビより)

EOS C.M.Rで木星を撮ったのはほぼ一年ぶり、VC200Lでの木星は今回が初めて。
x5クロップでカメラ本体の1/25の画素数しか使ってないのですが、
まだ木星本体が小さく画素数が無駄になっています。
これ以上の拡大はやはり接眼鏡+ビデオカメラになるのでしょうか?

久しぶりのRegiStackでしたが、すっかり使い方を忘れてしまいました。
下の画像はお遊びで最初の月面画像の左側やや上にあるアリスタルコスクレーターを
EOS C.M.Rのx5クロップで約1分の動画記録したものをRegiStackで画像処理したものです。

静止画をAviStackでコンポジットした画像(等倍トリミング)と比較すると

モザイクという手間のかかる方法を使えば、シーイングの良い夜に
月面の細部を描写するのにはEOS C.M.Rは有効かも知れません。

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撮れるだけでももうけもの。という雪国のこの季節は
モチベーションを維持するのもむづかしいです。

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雲上くもがみ
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コメント (8)
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