栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

岡山の技術:高速回転機械のホームドクター

2013-05-14 15:37:21 | 視点
工場整備を主眼に

 KBKエンジニアリングという社名を初めて聞いた時、「KBK」は何の略だろうかと思った。

「倉敷ボーリング機工」と聞いても、掘削会社か掘削機械関係の会社なのだろうというぐらいにしか思わなかった。

創業当時は自動車のエンジンのシリンダ内径を広げる仕事(ボーリング)を中心に行っており、そのことから付けた社名とのこと。

 その後、溶射技術を活用してプラント部品の修理、保全、機械加工を行うなど、「水島コンビナートの救急病院」としてなくてはならない存在になった。

 その同社がエンジニアリング事業部を立ち上げたのが2005年。

当時、社長だった実兄(故人)と「売上高が1億円になれば分社しようと話し合っていた」が、計画より1年早く達成し、2008年9月にKBKエンジニアリング株式会社を設立。事業部の責任者だった田尻卓治氏が社長に就いた。

 すんなりとした歩みのようにも見えるが、もしかすると兄弟で組織、技術、仕事等に対する考え方に多少の違いがあったのかもしれない。

 「やっつけ仕事になるのが嫌なんです」

 KBKエンジニアリングの業務の中心は遠心分離機、遠心脱水機の整備が中心

              (略)

記憶に残すな、記録に残せ。

              (略)

職場は男を鍛える道場

              (略)


         全文は「まぐまぐ」から無料で配信
         「まぐまぐ」にアクセスしてお読み下さい
 


ANAショッピング ANAのマイルがたまるastyle