今回はお馴染みの読者、産業技術総合研究所 招聘研究員・清水肇さんから届いたメールをお届けします。
庭にカタクリの花を買って植えていたがなかなか咲かないと1、2か月前に言われていましたが、
やっと咲いたそうです。
> カタクリは咲きました。黄色と紫です。
カタクリの花に園芸種があるとは知りませんでしたが、黄色の花が咲くカタクリもあるというのは
聞いていましたが、私はまだ見たことがありません。黄色は園芸種なのでしょうね。
以下は清水さんから届いたメールです。<>内は栗野の書き込みです。
首相が経済外交を展開して、又世の中が回り始める切っ掛けとしてのパフォーマンスは良いのでしょう。
首相の緻密な詰めは分りませんが、簡単に世の中明るくなるのですね。
しかし1ドル100円を超えるとそう単純では無いのでは、好いこととづくめなら無理してでも
為政者はやるのではとの思いがもたげます。
<円安のプラス面は株高に表れ、個人投資家などは潤っているようですが、
実体経済への影響は輸出企業を除けば、むしろマイナス面の方が出だしたようです。特に100円前後から。
企業経営では原材料費の値上げ。消費生活では食料品の値上げが顕著になりだしました。
秋にはさらに顕著になるのではと懸念しています。低所得層、高齢者には厳しいですね。>
モノづくりの基盤を支える研究を生業にしてきましたので、やはり、何を作り、何に付加価値を付けて、
それををどうやって実行し、貿易から富を得るか、
国の産業構造への原点に戻って今まさに考える時期で、今までのキャッチアップモデルに代わるもの、
カイゼン路線に新たな道をつける模索をも引き続き続けるべきですが。
金融はバーチャルな富を生みますが、見える富を目指して大いに議論するべき時期でしょうね。
日本モデルのキャッチアップとも言われ、モノづくりに日本の技術者を引き抜いたと臍を噛んでました。
それなら、何を作るかで日本の出番は有りそうですが、巷ではもう元気がない、委縮しているとも言われます。
モノづくり論に立ち戻った議論が必要かと思います。
<私はこの1、2年、パラダイムのシフト(拡大型からのシフト)が必要ではないかと考えています。
モノが不足していた時代のモノづくり経営は技術革新や革新技術で新しいモノを作り、それを大量生産
することで安く販売するという方法で伸びてきましたが、モノが溢れた今、
モノに対する欲求(新しいモノに対する飢餓感のような欲求)が減っているように思います。
若い世代(恐らく30代前半ぐらいまで)がなくしているのは物欲だけでなく、出世欲、社会欲、
さらには性欲すらなくしているように感じます。
こうした層を対象にモノを売っていくのですから、当然、パラダイムをシフトせざるを得ないはずですが、
まだ従来型で進んでいるようです。
頼みの団塊世代が必要としているのはモノではなく時間消費で、食料消費量も彼らが30-40代の頃に比べると
2/3~1/2に減少しているわけですから。>
多分貿易収支も赤字が当面続くでしょう。エネルギー源の輸入の問題と片づけられていますが、
赤字の別の理由はやはり日本は国益を稼げる売るものの競争力が下がったような気がしています。
(以 下 略)
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庭にカタクリの花を買って植えていたがなかなか咲かないと1、2か月前に言われていましたが、
やっと咲いたそうです。
> カタクリは咲きました。黄色と紫です。
カタクリの花に園芸種があるとは知りませんでしたが、黄色の花が咲くカタクリもあるというのは
聞いていましたが、私はまだ見たことがありません。黄色は園芸種なのでしょうね。
以下は清水さんから届いたメールです。<>内は栗野の書き込みです。
首相が経済外交を展開して、又世の中が回り始める切っ掛けとしてのパフォーマンスは良いのでしょう。
首相の緻密な詰めは分りませんが、簡単に世の中明るくなるのですね。
しかし1ドル100円を超えるとそう単純では無いのでは、好いこととづくめなら無理してでも
為政者はやるのではとの思いがもたげます。
<円安のプラス面は株高に表れ、個人投資家などは潤っているようですが、
実体経済への影響は輸出企業を除けば、むしろマイナス面の方が出だしたようです。特に100円前後から。
企業経営では原材料費の値上げ。消費生活では食料品の値上げが顕著になりだしました。
秋にはさらに顕著になるのではと懸念しています。低所得層、高齢者には厳しいですね。>
モノづくりの基盤を支える研究を生業にしてきましたので、やはり、何を作り、何に付加価値を付けて、
それををどうやって実行し、貿易から富を得るか、
国の産業構造への原点に戻って今まさに考える時期で、今までのキャッチアップモデルに代わるもの、
カイゼン路線に新たな道をつける模索をも引き続き続けるべきですが。
金融はバーチャルな富を生みますが、見える富を目指して大いに議論するべき時期でしょうね。
日本モデルのキャッチアップとも言われ、モノづくりに日本の技術者を引き抜いたと臍を噛んでました。
それなら、何を作るかで日本の出番は有りそうですが、巷ではもう元気がない、委縮しているとも言われます。
モノづくり論に立ち戻った議論が必要かと思います。
<私はこの1、2年、パラダイムのシフト(拡大型からのシフト)が必要ではないかと考えています。
モノが不足していた時代のモノづくり経営は技術革新や革新技術で新しいモノを作り、それを大量生産
することで安く販売するという方法で伸びてきましたが、モノが溢れた今、
モノに対する欲求(新しいモノに対する飢餓感のような欲求)が減っているように思います。
若い世代(恐らく30代前半ぐらいまで)がなくしているのは物欲だけでなく、出世欲、社会欲、
さらには性欲すらなくしているように感じます。
こうした層を対象にモノを売っていくのですから、当然、パラダイムをシフトせざるを得ないはずですが、
まだ従来型で進んでいるようです。
頼みの団塊世代が必要としているのはモノではなく時間消費で、食料消費量も彼らが30-40代の頃に比べると
2/3~1/2に減少しているわけですから。>
多分貿易収支も赤字が当面続くでしょう。エネルギー源の輸入の問題と片づけられていますが、
赤字の別の理由はやはり日本は国益を稼げる売るものの競争力が下がったような気がしています。
(以 下 略)
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