栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

国家による情報操作

2013-07-05 12:10:13 | 視点

 IT社会は記録社会であり、利便性の提供と同時に、あるいはそれ以上にリスクも高いが、それにはあまり注意が払われていないようだ。

 最も怖いのは大きな組織(その最たるものは国家だが)によって、収集、記録された情報がある意図で利用されることだ。

情報操作が行われていることを本人達に知らされないままに。

デジタル社会になって質量共に大きく変わった。

名簿はコンピューターの中に記録されており、それらはUSBなどの小さなメモリーの中に移すことがいとも簡単にできる。

かくして一度に何万、何十万件という情報が漏洩することになった。

漏洩とは表現を抑えた(犯罪性を押し隠した)言い方で、本来は盗難、窃盗などと言うべきだ


 人は小さな嘘は見抜くが、大きな嘘には騙される、というようなことを言ったのはヒットラーだが、

「国民は大きな犯罪は見抜けない」と言い換えた方がいいだろう。

危険なのは国家による情報操作で、ウィキーリークスや元CIA職員のエドワード・スノーデン氏の暴露により、

大規模な盗聴、情報操作が自国内だけでなく国境を超えて行われている(過去形ではなく、現在進行形)

ことが白日の下にさらされた。しかもそれは過去のことではなく、いまも行われている

            (以上 抜粋)


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