
真鶴の町鳥のイソヒヨドリがいま繁殖期を迎えています。
磯にいるはずのイソヒヨドリが住宅街のどこかに
営巣しているらしく、電線や屋根にとまってさえずっているのを
何回か見かけました。
浜でイソヒヨのメスが好物のフナムシをくわえているのを
見かけました。ヒナに与えるのでしょうか、巣が知られるのを
警戒して岩の上でこちらの様子をうかがっていました。

いつものようにお林展望台の休憩所で昼食休憩をしました。
ここは以前民営の真鶴サボテンランドでしたが、
数年前に町営の公園に衣替えしました。
その名残りがあって、園内にはいろいろな熱帯性植物などが
植えられています。
そこで”この木何の木”と話題になったのは赤い花の木でした。
帰って名前を調べたら、「ブラシの木」でした。
花はブラシによく似ていました。

三つ石海岸に来て浜に下りました。
浜の岩場に釣り人が数人いましたが、観光客はおらず静かでした。
旬の花はハマヒルガオであちこちに咲いていました。
道端でよく見るヒルガオに比べて、荒地に咲くハマヒルガオには
たくましさを感じました。
この浜は自然観察の終着点で、その日は
50メートル離れた沖合いの岩の上にいるクロサギ1羽を
見つけることができました。