ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

シラネアオイが咲いていました

2010年06月30日 | 日記
船形山の豊かなブナの森を歩いていたら、やがて沢に出ました。
沢歩きは浅い川の中の石を選んで歩くので緊張しました。

やがて「シラネアオイが咲いている」という声が前から
聞こえてきました。見ると4,5メートル離れたところに
シラネアオイが咲いていました。
接写を諦めてズームアップして撮りました。

シラネアオイは高山植物の中でも人気のある花で、
淡い青紫色の花は雪解けの深山を訪れた人を魅了してやみません。
シラネアオイはシラネアオイ科の一属一種の日本固有の花です。

シラネアオイは日光の白根山に多く自生し、花がタチアオイに
似ているのでこの名がつきました。
10年ほど前に日光の白根山を歩いたとき、シラネアオイが
シカの食害で見当たず、シカ除けの柵の中に咲くシラネアオイを
見てがっかりしたことがありました。

コマクサはよく「高山植物の女王」といわれますが、
シラネアオイもそれに匹敵する魅力のある花だと思いました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。