ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

馬酔木(アセビ)の白い花が咲いています

2011年03月03日 | 日記
お隣との境界に馬酔木(アセビ)の白い花がたくさん咲いています。
この木は40年ほど前に栃木の実家に帰ったとき、
子どものころよく行った里山から稚樹を持ち帰ったものです。
馬酔木は有毒成分を含んでいるので、シカの食害が進んでいる山でも
そのまま残っています。

ときどき馬酔木にメジロがやってきて、花蜜を吸っています。
昨日馬酔木にカメラを向けていたら、メジロの警戒音が近く
から聞こえてきました。
催促されるように家の中に入りました。

この馬酔木は毎年強く剪定していたので、ずっと花がほとんど
咲きませんでした。
もともと地味な花なので花が咲かなくても気にしなかったですが、
ここ数年剪定を弱くしたら、見違えるように花が咲くようになりました。

馬酔木は万葉集に約10首詠まれています。
池水に影さへ見えて咲きにほう
あしびの花を袖に扱入(こき)れな  大伴家持

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。