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昨日は山の疲れが残っていたので散歩を休みたかったですが、
ツグミのことが気になり近くの公園に行きました。
公園の山吹は満開でした。
しなやかな枝が風に揺れる様子から「山振」の字が当てられ、
「山吹」になったといわれます。
この植物の魅力はしなやかな枝と鮮やかな黄色の花に
あると思いました。
ほろほろと 山吹散るか滝の音(松尾芭蕉)
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八重山吹は公園の外の民家の垣根に咲いていました。
古くから庭に植えられていますが、
この八重山吹は、太田道灌の次の歌に詠われたことで有名です。
「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだに
なきぞ悲しき」
個人的には実が成って、しなやかな枝の一重山吹が好きです。
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公園の奥に真っ赤なヤマツツジが目につきました。
近寄ったら、ヤマツツジの向こうに若葉が萌えていたので、
赤い花と緑の若葉のコントラストが絵になるとカメラを向けました。
ツグミは公園のグランドにまだ8羽も残っていました。
最近どこからか飛んできて立ち寄ったようです。
一両日中に群れをつくってシベリアに渡っていくでしょう。