ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

森の中に著莪(シャガ)の花が咲いていました

2011年04月27日 | 日記
四季の森公園の東側の陸橋を渡ると、急な階段が続いて
鬱蒼としたシラカシの森に入ります。
やがてヤブランの群生地を過ぎると著莪(シャガ)の群生地になり、
白地に紫の班の入った花が咲いていました。
著莪は日陰を好むので、明るいところで見ることは
滅多にありません。

森の縁に近づいたら、明るくなって著莪の花が美しく輝いていました。
カメラを持った先客は花を接写しているようでした。
確かに著莪の花は美しいですが、森の中の雰囲気を入れて
撮りたいと思いました。
著莪は群生して咲いているのが似合っています。

俳句の世界で季語は著莪の花で使われることが多いです。
紫の 班(ふ)の仏めく著莪の花 (高浜虚子)
 

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レンゲソウ、タガラシ、キツネアザミが咲いていました

2011年04月27日 | 日記


昨日は県立四季の森公園を歩きました。
池の上に20匹以上の鯉のぼりが風の中を泳いでいました。
民家の鯉のぼりの方が趣があると思いました。

学級田んぼの畔にレンゲソウが咲いていました。
田舎育ちなので子どもの頃レンゲ畑は普通に見られた風景でした。
以前は花の咲いたレンゲを水田にすきこみ緑肥にしていましたが、
化学肥料の普及でレンゲ畑は姿を消しました。
この学級田んぼに来ると子どもの頃の原風景を思い出します。

季語は「紫雲英」と書いて「げんげ」と読みますが、
星野立子の句を紹介します。
風に揺るる げんげの花の畔づたひ



田んぼの中には黄色い花のタガラシが咲いていました。
水はけのよくない田んぼでよく見られます。
タガラシは収穫の少ない水田の指標になっているそうです。
和名のタガラシは、「田辛子」とも、「田枯らし」ともいわれます。



畔にトゲのないアザミが咲いていました。
どこかひょうきんな姿をしていると思ったら、図鑑によれば、
キツネアザミでした。
古くから農耕とともに中国か朝鮮から渡ってきたといわれます。
そのあと咲きはじめのキンランを見て帰りました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。