ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭の馬酔木の思い出

2017年02月25日 | 日記
隣との境界に馬酔木(アセビ)の白い花が咲いています。
子どものころよく行った田舎の山の尾根に生えた稚樹を抜いて
植えたものです。





約50年前の5月の連休に山に入り花の咲く木を探しましたが
見当たらず、若葉が元気に出ていたのが馬酔木でした。
いまでも木全体が赤褐色の葉で覆われていたことを覚えています。

毎年強く剪定するので長い間、花がほとんど咲きませんでした。
剪定を控えめにすれば花が咲くことがわかりましたが、今年も
花が少なくないです。
2枚目は4年前のたくさん咲いた花をアップしました。

馬酔木は丹沢や天城山などでよく見かけます。
シカの食害の深刻な丹沢に馬酔木が目立つのは有毒植物で
シカが食べないからです。
庭木として価値のない木ですが、田舎の思い出の木として
大切にしています。

バブルの後に田舎の墓詣りに行ったとき、馬酔木を抜いた
山に行きたいと思いましたが、沢の両側の山がゴルフ場
造成のため業者に買い占められて、立ち入り禁止の看板が
立っていました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。