ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

奥日光のクリンソウ群生地を訪ねて

2018年06月03日 | 奥日光の自然(初夏)
郷土栃木出身の作家立松和平の愛した中禅寺湖畔の千手ヶ浜に
クリンソウの群生地があります。
5月30日クリンソウを見に行きました。







クリンソウは例年6月中頃に花の見ごろを迎えますが、
今年は半月早く見ごろを迎えました。
クリンソウは花がお寺の九輪に似て下から段々に咲くので
この名前があります。

千手ヶ浜のミズナラなどの林の中の水辺にクリンソウが
群生していました。
赤、白、ピンクの花がいきいきと咲いていました。
サクラソウの仲間で葉がサクラソウに似ていました。
(サクラソウは下記の画像です。)



立松和平の「原風景文集」に出てくる千手ヶ浜は原生林の
ある静かな湖畔ですが、赤沼から低公害バスが出るようになり
クリンソウの咲くころは多くの観光客、ハイカーが訪れて
にぎわいます。
バスの車窓から鮮やかな赤色のヤマツツジを見て感動しました。
千手ヶ浜のバス停近くの擁壁の上に咲いたヤマツツジの色合いは
素晴らしかったです。




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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。