ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭の花:モナルダ

2019年07月04日 | 日記
庭に淡紅色のモナルダが咲いています。
昨年までそばにコバノズナの木があり元気がなかった
ですが、木が枯れたら見違えるように元気になりました。





ヤグルマハッカ、松明花(タイマツバナ)、ベルガ
モットとも呼ばれます。
子どものころ田舎で真っ赤な花を見た記憶がありますが、
赤い花は松明花と呼びたいです。
モナルダは学名で人の名前からきています。
花の管理人はカガリビソウと呼びますが、一般に篝火草は
シクラメンのことをいいます。

今年コバノズイナが枯れて、いままで半日陰のキキョウや
モナルダの花茎が1m近くに伸びて驚いています。

春にブラシ状の花の咲くコバノズイナの異変に気がついた
のは昨秋で、紅葉したものの落葉しないまま冬を迎えました。
樹勢が衰えて落葉する力が残っていなかったようです。



追記:7月8日
雨が上がったらハチが現れモナルダの花を吸蜜していました。
ほんの2,3秒です。



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散歩道に咲いたムクゲ(木槿)

2019年07月03日 | 日記
散歩道にムクゲ(木槿)が咲いています。
一重の紅紫色の花がいいです。





以前そのことを知人に話したら、知人の庭のムクゲは
八重といわれて当惑したことがあります。

ムクゲは韓国の国花です。
韓国では無窮花(ムゲンファ)で、粘り強く咲き続ける
さまが民族性を表すとされています。
ムクゲの花は朝開いて夕方にしぼむ一日花で秋まで
次々と咲きます。
梅雨時は咲き終わった花が木についたまま残っており
カメラを向けながら気になりました。

「槿花一朝の夢」とか「槿花一日の栄」ということわざが
あります。
この世の栄華がはかなくむなしいことのたとえです。

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庭の花:ミソハギ(禊萩)

2019年07月02日 | 日記

庭にミソハギの紅紫色の花が咲きました。
湿原や小川の縁に咲く花ですが、庭のやや湿り気のある地質が
合っているのかお花付きがいいです。





カメラを向けていたら、モンシロチョウが飛んできて花から花へ
移動しほんの2,3秒吸蜜しました。

お盆の迎え火をたく前にこの花で周囲に水を撒く風習が
いまもあるようで、別名盆花です。
禊萩(ミソギハギ)からミソハギの名前がつけられました。

20数年前のことですが、お盆で栃木の実家に帰ったとき、
「花の江の郷」という山野草を中心の植物園に立ち寄ったら、
ミソハギが池のそばに群生して咲いて見事でした。
そのときミソハギは水辺に咲く花という印象をもちました。




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庭の花:桔梗(キキョウ)

2019年07月01日 | 日記
庭にキキョウ(桔梗)の青紫色の花が咲きました。
古い品種で散歩で見かけるキキョウと花の色合いが違います。
日当たりのいい草原に咲きますが、日本では絶滅危惧種に
なっています。





秋の七草のひとつの万葉集に出てくる朝貌(アサガオ)は
キキョウのことといわれています。

そばの木(コバノズイナ)が枯れたのでキキョウは例年になく
元気で、花茎は90センチほどに伸びています。
咲き終った後に茎を切り戻しすると初秋にまた花が咲きます。



キキョウは開花前の膨らんだつぼみがいいです。
桔梗の花 咲く時ぽんと言ひそうな
加賀千代女(1700年代初期の俳人)の句です。

キキョウ(桔梗)の家紋は土岐氏、明智氏などで使われましたが、
明智光秀の桔梗紋はよく知られています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。