香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

番(い)・・・つがい

2012年03月02日 11時23分31秒 | その他いろいろ
          

「つがい」を「番」又は「番い」と書くと知ったのは、恥ずかしながらブログを始めてから。
「番い」は二つで一組になったもののことで、動物の「番い」といえば雌雄一対、夫婦のことですが、子供の頃は鳥を雌雄一組飼うことが「つがい」(つ飼い)だと思いこんでいました。

いつも「番い」で我が家のブロッコリーを食べに来るヒヨドリ。
塀の上に1羽見つけると、必ずもう1羽は食べてる真っ最中。
「番」という漢字には「かわるがわる」とか「交代」という意味もあるけど、塀の上にいた子は「見張り番」だったのかしら。

ブロッコリーの花蕾(からい)はみかんネットで守られているので、食べるのは葉っぱだけだし、と鳥好きの私はつい大目に見がち。
ヒヨドリが来るたびに慌ててカメラを用意して、
2階のベランダから撮ったり、
 2月21日

ガラス越しに撮ったり♪
 2月29日

ヒヨドリの名前の由来は鳴き声という説がありますが、そういえば甲高い声で「ヒィ~ヨ、ヒィ~ヨ」と言ってるようにも聞こえます。
ヒヨドリが鳴くのは、もう1羽に餌のありかを知らせるためと思っていましたが、家に人がいないか確認するためかも、と思える事件がありました。

先日、主人がふと庭を見たら、なんとガラス越しにヒヨドリが背伸びして家の中を覗いていたと言うのです(笑)
誰もいなかったら、思う存分食べようと思ってたのかもね!と笑っちゃいましたが、一日留守にしてた昨日、ついにやられました~!!
 
今朝見たら、みかんネットが破られ、とうとう花蕾が犠牲に

鳴いて騒いでも、覗いても、人が出てこないので、まさに食べ放題だったのでしょう。

「番」の漢字の成り立ちは、「釆」+「田」。
「釆」は獣のつめの象形で、放射状に広がるの意味で、「番」のもともとの意味は「田畑に種をまく」だったそうです。

追記:翌朝見たら、かぶせ直した新しいネットがはずされ、なんと丸坊主になっていました!

お腹一杯になって食べ残した分は翌日にとっておいたのかも・・・。

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