3月の別名「弥生」は、草木がいよいよ生い茂る月であることからその名がつきました。(「弥」は、「いよいよ」「ますます」などのの意味があるそうです。)
今月も月初の書道講座で、月の別名をはがきに書きました。
今回も字書で集字した様々な書体の「弥生」を参考までに書きました。
電子辞書の漢字辞典によると、「弥」の旧字体「彌」は、金文では「弓」+「日」+「爾」とありました。のちに「弓」+「爾」となり、「爾」は省略形の「尓」になったそうです。「爾」は華やかに咲き誇る花の象形で、「弓」と「日」がついて時間的にも空間的にも、のびやかに満ちわたるという意味を表し、「生」は、草木が地上に生じてきた様子をかたどった象形です。
文章だけではピンときませんが、字書と合わせてみると合点が行きます
見出しの「弥生」は、篆書の「弓」+「爾」を「生」と組み合わせて、草木がぐんぐん生い茂るイメージで書きました。
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