2011年3月18日のブログ記事一覧-Jalan Makan -ペナンと日本でJalan Jalan Cari Makan！-

サバイバーギルティーにならないで！

2011-03-18 | 日常

こんにちは。
大地震発生からちょうど一週間経ちました。
一週間前のこの時間は泣いてたっけ・・・。

先程3回目の輪番停電が終わりました。
だんだん様子がつかめてきました。
・どの時間帯も20分～となってますが、すぐに始まらずキリのよい時間から始まる場合が多い（地域によって違うと思いますが）
・同じグループの市でも、南と北でやったりやらなかったり
・時間は大まかに3時間前後で、かなりいい加減
・予定の時間を過ぎても終わらない事は多々ある
・暖房を多く使う寒い日ほど停電は実行される

天気の良い日中は、布団の中より窓際の方が暖かいですね

さすがに毎日体を冷やしているので風邪気味になってしまい、今日は避難所の知恵を拝借して、ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽにして抱えていました。
これはかなり温かいですねぇ

体だけでなく心まですっかり冷えきり愚痴が出そうでしたが、解凍され笑顔に戻れました

被災地の方達はもっと寒い思いをしてるわけだし、ちょっとした技を取り入れつつ、引き続き節電を頑張っていきます！
ただね、トイレに入って飛びあがったよ

震災以来、スーパー節電にし冷たい便座に座ってましたが、あれでも結構温まってたんですね。
本当に電気の通ってない便座は石のように冷たかったよ・・・。
高齢者に片足突っ込んだ寒がりのおっさんが一人いるので、早く便座カバーかシートを買ってきて、完全に電気を切りたいと思います。

それと、全国的に節電モードになっているようですが、無理な食べ控えと震える思いをしてまで節電するのはおやめください！
今日は友達からの訴えを書かせていただきます。
友達の妹が、被災地の人はもっと大変な思いをしているのだからと、毛布も被らず部屋の隅にうずくまり、食事も摂らないそうです。
でも、果たしてそんな応援のされ方をしても被災地の方たちは喜ぶのでしょうか？
仕事中に倒れたら職場にも迷惑をかけるし、医者にもいかなければならない。
ならなくてよい病気に自らなり無駄に医薬品を使うより、その分の薬品を被災地にまわしてもらう方が有意義。
せっかく与えられた仕事があるのだから元気に働いて、そのお金を寄付する方が有意義。
家族が大変心配し、困り果てているそうです。。。
我が家のような状況にならないで！との切なる訴えです。

そこで、ヨーさんが紹介していた真下このみさんのブログからサバイバーギルティー（助かったものが罪悪感を感じてしまう事）を紹介させていただきます。
私も今回知った言葉ですが、是非ともみなさんに読んで欲しい！
一部を抜粋し、紹介させていただきます。

連日一日中テレビでは地震報道が流れていますが、あまり、ショックな映像を繰り返し見る事は避ける事をお勧めします。

NYで9.11を体験しました。
災害は被災者だけでなく、周りの人々にもいろんな影響を与えます。

9.11の時に、何度も映像を見過ぎた人、特に子供達には、ショックが大きく残ったようです。

最低限の情報を得ることは必要ですが、テレビをつけっぱなしにするような事は、今の状態では節電の為にも避けた方が良いと思います。

また、9.11の時にも、自分が被害を受けずに無事であること、何も出来ない事に無力感を感じてしまう「サバイバーギルティー(助かったものが罪悪感を感じてしまう事）」に陥った方が沢山いました。

被災者も、被災されなかった方も、「今出来る事」に、気持ちを集中して、過度にあれこれ思い巡らせてしまう事は、後から、どっとカラダとココロに影響が出てしまいます。

小さな事、今出来る小さな日常の積み重ねに集中して、この大変な時期を乗り越えていきましょう。

助かった者は生かされた事に罪を感じ足りせず、その生かされる意味を考え、自分の生活を全うしましょう。

みなさん、ぜひ読んでください。。。

来週の火曜日からガソリンスタンドが通常営業になるとの話で安堵しています。
恐らくスーパーの品薄状態も除々に解消されると思います。
落ち着いて生活しましょう。。。
節電中ではありますが、好きなTVを観るなり、音楽を聞くなり本を読むなり、1日に30分で良いので、心にゆとりの時間を作りましょう。
こんな時だから・・・です！

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