

雲一つない空で明けました。
相変わらずの花冷えです。
天気予報では、それは
緩和すると言って
いたのですが・・。
写真は夜がほのぼの
明けようとしている
瞬間です。
どこまでも、
おぼろげな春の風情です。
今朝のこんな空は、枕草子の、こんな歌にまさにぴったりですね。

雲こそありませんが、曙の空は、(昨日も記しましたが)
ゆっくり、ゆっくり・・明るさが、加わって行きます。
「春は曙 やうやう白く なりゆく山ぎは 少し明りて
紫立ちたる雲の 細くたなびきたる」



春風に誘われて
出掛けて来ました。
と言ってもご近所に。
桜も、私の街では、
三分から五分咲きと
言った所ですが、
下まで降りると、
もう満開に近いものも
あります。
上 (桜) を眺めたり、
下 (野の花) を
見つめたり・・。
この季節は、何と忙しいのでしょう。

何処からともなく
飛んで来て・・。
慌ててカメラを
出しても、もう
間に合いませんね。
じっと構えて
待っていなくては、
ならないのでしょうね。
そんなこんなで・・。
しばし、戯れて? いました。
そんな事をしていましたら・・。
「何か、珍しいものでもありますか?」
~なんて、お声が・・。
「蓮華(れんげ)草が、咲いていますね。」

ここは一面の蓮華畑ですよ。
でも、すぐ耕してしまうから、
時期を逃さないようにね。」
何とも親切なお言葉。
そうでしょうね。
まだ本数は僅かです。
去年も写真を撮りましたが、
そこよりは遥かに広い場所。
まだまだこんな場所、残っているのですね。
「姫踊り子草」 の群生地も見つけました。
何だかわくわく気分。
「なずな」 の数も、半端(はんぱ)では
ありません。こうなって来ると、見事ですね。
「春になると、わしも若い時から
目指していたら、詩人になっていたかも、
知れんと思う事があるですよ。」
【「アンの夢の家」 第18章】
こう言ったのは、アンの友達、ジム船長。
私も以前、詩人になるのは春より秋なんて言いましたが、
桜の季節だけは特別です。
その事をすっかり忘れている事に気付きました。