【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

うつろうままに・・

2008-04-04 19:58:17 | 四季のスケッチ


   今日も雲一つない
  空で明けました。

   朝は、かなり冷えましたが、
  日中は、穏やかな
  桜日和になりました。

   今日辺り、桜の名所は、
  どこも花見客で一杯
  なのではないでしょうか。

   桜と言えば、日本人の精神文化
  そのものなのでしょうね。

   遥か、千年以上も昔からこの花に、
  ずっと寄り添って来たのだそうですから・・。

   「世の中に たえて桜の なかりせば 
     春の心は のどけからまし」
  ~在原業平 「古今和歌集」

   (この世に桜が一切なければ、
  春は、どれほどのんびりしていられるだろう)

   いつ咲くか、いつ咲くかと心待ちにし、咲いたら咲いたで、
  どうか散らないで欲しいと祈る・・もう恋と同じですね。

   それは開花、見頃、散り花と・・。
  気になって・・気になって、仕方ないのです。

   それにしても、千年も前からこの気持ちが、
  脈々と引き継がれているなんて・・。
  ちょっと感動します。ところで、『アンの世界』 でも・・。

   “・・・すぐ外に立っている大きな  の木は、
  枝が家とすれすれになる位、近かった。
  白い花が、ぎっしりと咲き、葉が見えないほどだった。

   家の両側は、一方は林檎、
  一方は  の大きな果樹園になっており、
  これまた花盛りになっていた。
   花の下の草の中にはたんぽぽが一面に咲いていた。
  紫色の花を付けたライラックのむせるような甘い匂いが、
  朝風に乗って下の庭から窓辺に漂って来た。・・・”

                         【「赤毛のアン」 第4章】

   これは、グリーンゲイブルスの描写です。
  桜も然る事ながら、花の描写に・・

   こちらにも甘い香りが風に乗って漂って来るような、
  そんな素敵な窓辺。

   アンが、雪の女王スノークウィーン と名付けた、真っ白な花を付けた桜。
  (日本の桜よりも、花びらが細長いようで、咲く時期も、6月です。)
  何とロマンティックで、詩的なグリーンゲイブルスの春なのでしょう。




 
 

   さて写真は、
  我家の庭で見つけた
  小さな野の花? です。

   何の花なのか、
  その名前を全く存じません。

   白い花も色々種類があって、
  花の形も微妙に違い、
  面白いです。

   それより、↑ ワイン色の花・・
  これも一体・・?  

 
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