昨日は最高気温、26、5℃。
まさに、夏日の一日でした。
今朝も起床時から部屋の気温は、20℃。
でも、鶯は鳴き、
まだまだ心地良い風が吹き抜けています。
早いもので、今日から5月ですね。
5月と言えば、「皐月(さつき)」。
皐月の 「皐」 という漢字は白い光を放出する
様子を表わしたものと言われています。
言われてみれば、確かにそうですね。
5月の光溢れる季節に、ぴったりです。
(写真は、「オッタチカタバミ」)
私は、5月生まれのくせして、
この季節が、もう一つ苦手でした。
でも、改めて周囲を見渡して見ますと・・。
いつもの見慣れた道も、日々変わって行くのが分かります。
あの魅了された桜も青葉に変わり、ついこの前に思える、
小さな芽を付けた銀杏も、サワサワと柔らかい緑の葉っぱを
風に揺らせています。思わず、大木の銀杏を見上げたものです。しみじみと・・。
かと思えば・・。目にも鮮やかな真っ赤なツツジと・・。
四季があるって、いいですね。一方、『アンの世界』 の5月は・・。
“それは青々とした 5月 の夕暮れだった。
フォア・ウィンズ港には、金色の夕焼け雲が映り、
海は悲しげに低く呟いていた。
だが港の赤土道にはそよ風が楽しそうに、
ミス・コーネリアのゆったりとした、
恰幅の良い姿を、吹き抜けていた。・・・”
【「虹の谷のアン」 第1章】
ところで、昨日も記した 「リラの木」、東南の樫の木の隣に植えました。
ここでも、『アンの世界』 から素敵な名前を拝借。
その名前とは、そう 「白衣の貴婦人」 です。
良くも、これだけ似た木があったものだと、感心しています。
“小川の畔に銀色の樺が1本生えていた。
まだ年若く、スラッと真直ぐ伸びているので、
ウォルターは、それに 「白衣の貴婦人」 という名を付けた。”
【「虹の谷のアン」 第2章】
そうそう、花置き台と化していたガーデンテーブル、
本来の役割に戻そうと思っています。
何分にも、これまでの壺の上では狭過ぎますので・・。
外でのお茶は、今の季節が一番と思いますので、急がねばなりませんね。