【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

緑の風

2008-05-06 17:17:10 | レトロ(素敵)な空間~散策


   


   

   昨日と打って変わって、今日は本当に爽やかな五月晴れとなりました。
  薄い青い空。雲一つありません。

   そしてもう一つ嬉しいのは、
  この所の夏日から五月の本来の季節に戻った事。

   小鳥が囀(さえず) り、その中でも一際、
  鶯(うぐいす) は美しい声で鳴き、まるで高原の朝のようです。
  日中も、そよそよと風が吹き、その爽やかさは一日中変わりません。

   そしてその風は、庭からのラベンダー、ミント、
  ベルガモット、ローズマリー等など・・。
  ハーブの爽やかな香りをも、一緒に運んでくれるのです。

   それは、さながら アン の庭のようにも思え・・。
  今の季節が、一番 『アンの世界』 に、近付けるのかも知れません。

   



   “扉口から吹き入る快い微風は、庭から幻想的な匂いと、
  リラやミス・オリバーやウォルターが笑ったり喋ったりしている
  蔦の垂れ下った一隅の楽しそうな賑やかな
  声のこだまを運んで来た。”
                       
                               【「アンの娘リラ」 第1章】



   写真は、一昨日(4日)のものです。   
  緑が目に眩しいですね。

   今日と違って汗ばむ陽気でしたが、それでも
  木の下は、そよそよと風がそよいでいたものです。

   木の緑って、いいですね。
  太陽の下を歩いていると、
  余計にその思いを強くします。

   木陰に入ると、ひんやりとした空気に包まれ、
  ほっと一息。街の喧騒もあまり感じません。

   秋から冬の季節、足元でカサコソと
  音を立てていた葉っぱは、いつの間にか土に還り、
  今は、生命の息吹きに満ち溢れています。

   こんな都会の中の並木道の木でも、
  森林浴をしている気がするから不思議です。
  尤も、連休中で車の通行量が普段より少なかった事も、あるのかも知れませんね。

   「あらたふと 青葉若葉の 日の光」     
                                            ~松尾 芭蕉



   通りをそぞろ歩いていましたら・・。
  ちょっと変わったお店を
  見つけました。

   そして、ビルの谷間には神社と・・。
  名前は知っていても、
  場所は知らなかったり・・。

   いいえ、気付かなかったと
  言った方が正解かも知れません。

   結構、この場所は頻繁に、
  通っていましたもの。    









 

   


   こちらの写真は、去年も撮った記憶が・・。
  相も変わらず、レトロな建物、大好きなのです。
  でも、アングルが違うので良しとしましょう。