朝、早い時間は真珠色の空。
そして庭の木々の葉っぱは、
しっとり濡れていました。
どうやら夜のうちに雨が・・。
キラキラッ~! と輝いていたものです。
水の宝石を付けて、葉っぱ達も、嬉しそう・・。
“いつもより美人だわね・・” ~なんて、
声掛けしながらドクダミに目を遣りますと・・。
やっと1輪、2輪と・・綻び始めました。
このドクダミを見ると、私は、決まっていつも
アンのこの言葉に、行き着いてしまうのです。
「最初、名前を付けた人が、
全然想像力がなかったか、又は、
あり過ぎたのか、どちらよ。・・・」
そうそう、ドクダミの事は 『白十字のマザー・テレサ』
~なんて、呼ぶ事にしたのでしたね。
『星の瞳』 、『風の鈴』 、『白衣の貴婦人』 等など・・。
野の小さな花や、木に色々名前を付けましたので、こんぐらがってしまいました。
それにしても・・。今のこの季節って、本当に 「緑の季節 」 ですね。
今日の写真、一つ取って見ても、緑が目に眩しいです。
“空気は、黄金の酒のように透明で、木の葉は若緑で、
地面は震える日光で出来た、寄木細工のようだった。”
以上 【「アンの青春」 第13章】
写真は、リラ版 “小さな庭の 「ハーブガーデンの仲間たち」” です。
朝一番に、庭に降り立つと・・ツンと鼻をつく強い香り・・これは、「ローズマリー」。
独特の清々しい香りと豊かな風味を持っているのは・・。
小さなハート型の葉っぱが可愛い、「タイム」。
優しい香りは・・「ローズゼラニウム」・・。
こんな風に、花や草に混じって、ハーブの芳香が漂って来ます。
人に自慢出来るような代物ではありませんが、いつの間にか
大好きなハーブ達が、大きく育って来ました。
ハーブは、たいした世話をしなくても、どんどん増えます。
今の季節なら、挿し木で簡単に。
ハーブの径を作り、通る度に身体とハーブが触れて香りが立ち込める・・
そんな風にするのが、さしあたっての私の “夢” です。