鶯(うぐいす)の声は、いつも通りでしたが、真珠色の空で明けた今日という日。
昨日の予報では、確か気温は下がると言っていた筈ですが、まだまだ高めです。
そして湿度も・・。風も吹いていましたが、生暖かい風。
今にも泣きそうな、そんな朝の空・・。
それでも、お昼近くまで我慢していましたが、とうとう・・。
霧雨から今は、やんでいますが、ちょっぴり気温も下がったのかも知れません。
“アンは窓を開け放って春へと身を乗り出した。・・・・・
「春があまり美しいので、眠って少しでも逃すのがいやだわ。」”
【「炉辺荘のアン」 第23章】
今年の春は、良いお天気が多かったような気がします。
特に5月は、(まだ1週間残していますが)
爽やかな五月晴れ・・という日が、多かったような・・。
昨日などは、アンと同じように、家中の窓という窓を思い切り開け放ったものです。
尤も、蒸し暑かった・・と言うのが、一番の理由なのですが・・。
この辺で、雨も仕方ないのでしょうね。
庭の植物も少々、乾いていたようですから。
そうそう、あれから 「リラの木」(白衣の貴婦人)も、元気です。
余談ですが、「五月晴れ」 は、本来、
梅雨の晴れ間の事だったそうですね。
勿論、今日のような 「五月雨」 は、
梅雨という事になりますね。
今日は24日ですが、5/28に降る雨だけは、
「虎が雨」 という特別の名前も。
旧暦のその日、曽我兄弟が
敵討(かたきうち)を果たしたのですが、
兄の十郎は、討ち死にしてしまいます。
それを悲しんだ愛人、
虎御前の涙雨だという訳です。
(~「美人の日本語」 より)
今年は、やはりドクダミの開花が遅れているようです。
でも、やっと花芽を付けました。
美味しいお茶が頂けるようになるのも、もうすぐです。
又、雨が降り出しました。ちょっぴり冷たい雨? に、なったようです。