今日も昨日とほぼ同じような天気になりました。
見るともなしに視線は、庭の花に・・。
ゆらり、ゆらりと立ち昇る陽炎。
あっちの花からこっちの花へ
舞っているのは白い蝶。
向こうからは黄色い蝶が
ひらり、ひらひら・・。
5月の心地良い風に揺られて、
気持ち良さそうです。
庭の菖蒲(あやめ)が、
紫色の花を付ければ、
薔薇も次々と蕾を付けています。
今日も又、花瓶に挿しました。
・・~と、目の前には、
とても長閑(のどか)な光景が広がっています。
こんな日は、庭でお茶でも・・
と、行きたい所なのですが、生憎、
まだテーブルをセットしていないという体(てい) たらく。
蚊がいない今の季節こそ、急がねば・・と思っているのですが・・。
さて、「いずれ菖蒲(あやめ) か杜若(かきつばた)」 で
お馴染みの 「菖蒲(あやめ)」 、「杜若(かきつばた)」 、「花菖蒲(はなしょうぶ)」 の
見分け方、ご存知ですか? ( ↑ 意味は、いずれも区別しにくい事から選択に迷う事)
葉の真ん中に、突起脈があるものが 「菖蒲(あやめ)」 と
「花菖蒲(はなしょうぶ)」 で、ないものが 「杜若(かきつばた)」。
そして、花弁の根元に黄色の虎斑 (とらふ=網目 )
があるのが、「菖蒲(あやめ)」 だそうです。
これらの花の名前、敢えて漢字で記してみたのですが、
「あやめ」 と 「しょうぶ」、どちらも 「菖蒲」 と書くのですね。
尤も 「文目(あやめ)」 と書いたものもありますが・・。
そうそう、「菖蒲(あやめ)」 の花言葉は、“優しい心”。
そのように思えば・・眺めているだけで、優しい心になれそうです。
藤の花に始まって、6月の紫陽花まで
私の大好きな紫色の季節が続きます。
この小手毬、ちょっと前の写真です。
今も咲いていますが、そろそろ終わりかけ。
小さな花が寄り集まって手毬のように見える事から、
この名前が付いたのだとか。
この花を見ると、なぜか・・丁度この花の咲く頃、
家庭訪問があった小学校時代を思い出します。
午前中に学校が終わって、先生を待つ間、
妙にそわそわと落ち着かない気分だったものです。
私にとっては、5月の郷愁を誘う花。
花言葉は、“友情”。何だか、ぴったりのような気がします。