時折、晴れ間は出るものの、
今日は、曇りがちの天気になりました。
この季節には珍しく長く続いた良い
お天気も、そろそろ下り坂のようですね。
それでも、どうしても視線は庭の方へ。
見るとはなしに眺めていましたら・・。
珍しい蝶が、ヒラ~リ、ヒラヒラ・・。
慌ててカメラを持ち、
サンダルを引っ掛け、追い駆けました。
そんな私を焦らすように、
やっと花開きかけた、ハロー・エンジェルや、
ラベンダーの周りを止まっては逃げ・・。
そんな他愛もない追い駆けっこを
どの位の時間、していたでしょうか。
たいした時間でもなさそうで、意外に長い時間だったのかも知れません。
そう言えば・・今年は、まだ1枚も蝶の写真を撮っていないのでした。
そうそう、その蝶との予期しない追い駆けっこの途中に見つけたもの。
それは、見事に張り巡らされた蜘蛛の巣です。
芸術的と言っていいかも知れません。
その描写は、私などが綴るより、いつものように、
『アンの世界』 の、このフレーズをどうぞ。
“・・・木々に掛け渡した蜘蛛の巣が銀の糸のように光り、
樅と枝の花々が、親しげに囁き交わしているかのように
思われた。” 【「赤毛のアン」 第9章】
ところで、 の写真のピンクの
薔薇は、お隣の奥様から。
何気なく、「綺麗な薔薇ですね。」
と言いましたら・・。
間髪をいれずに、
サ、サッと切って下さいました。
その手際たるや・・。
ただ、催促したみたいに
なってしまいましたね。
我家の紅い薔薇と合わせると、
その香りと共に、一気に華やかになりました。
そしてこちらは、先日の牡丹の花びらです。
ポプリ用に乾かすと、真赤な色が、
このように落ち着きのある色になりました。
まさに牡丹色ですね。
小さな薔薇の花びらと比べてみると、
その差は、一目瞭然です。
又、「ツリージャーマンダー」?
だったと思うのですが、
私の大好きな薄紫色の花を付けました。
ハーブの花びらも野の花と同じ、
小さな小さな花です。
春になると、必ずこうして
花芽を付けてくれる事に感謝です。