【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

グラスに春の香り

2008-05-20 18:51:10 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   




   昨日の夕方から降り出した雨は、予報通り、朝には上がっていました。
  雨上がりの朝って、水の滴(しずく)でキラキラ輝いていて、大層美しいですね。

   その水の滴・・マロウの大きな葉っぱの上をコロコロ・・。
  そこに優雅にヒラ~リ、蝶がやって来て。

   そんな他愛もない出来事なのですが、ついつい時間を忘れ・・。
  アンでなくても・・最近、庭で過ごす時間が、多くなっている事に気付きます。

   



   「今夜は、何て空気が輝いているんだろう。」

   「今日は、花の天使が花に呼びかけながら、
  世界中、飛び歩いていたんだよ。
  僕には、あの森の側の丘の上を飛んでいる
  青い翼が見えるんだ。」

            【「虹の谷のアン」 第3章】






 




   そう言えば今日は満月ですね。
  こちらも昨夜の雨のお陰で、
  空気が輝いているような気がします。

   夕方になって、
  ちょっぴり冷えて来たような気も・・。
  今宵は、美しいお月様が見えるといいですね。

   今日は、雨が上がった事ですし、
  久し振りにハーブティーを・・。

   でも、お日様の関係で、
  本来のガーデンテーブルではなく、
  従来の壺の上の俄(にわ)かテーブルで。

   この場所、秘密の場所的な趣? があり、
  意外に気に入っているのです。
  それに一人でしたら、ここで十分。

   そうそう、もう一つ、山口に行きましたら、必ず求めて
  来るお菓子、「月でひろった卵」 が、ありますもの。

   “まあるい卵 黄色い卵 ふんわりふわふわ 可愛い卵 
  ふしぎなふしぎな卵のお菓子 月でひろったふしぎな卵”

  ~なんだそうな・・。口当たりの良い、上品なお菓子です。

   山口って、「西の京都」 と言われるだけの事は、ありますね。
  このネーミングだって、雅(みやび)な雰囲気を漂わせています。



   と言う訳で・・・
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  の開店です。(前回はこちら

   今日も薔薇と共に、大好きな
  葡萄柄の硝子のカップで。

   香りのお茶を口に含むと、
  香りがコロコロッと転がります。

   今日も、ティーベル代わりの
  土鈴は丁度、
  “紅葉柄” の物がありました。

   ただ、この紅葉の土鈴は、
  宮島ではなく、こちらも紅葉で有名な、箕面(みのお) の物です。
  音色は、「カラッ、カラッ・・」。素朴な渇いた音が、響きます。