今日も五月晴れ。美しい鶯(うぐいす) の鳴き声も相変わらずです。
その上、昨日より若干、湿度があるかも知れません。
今日はその分、暑くなりました。
そうそう、お月様・・。
昨夜も午後10時頃は、オレンジの朧(おぼろ)月でした。
でも休む時は、いつもの黄色いお月様で、ほっと一安心。
ただ、そのお月様も、だんだん移動してしまい、
お月様を眺めながら休むなどという、
空極のロマンティック気分には、ほど遠いものとなりました。
たった何日間の事なのに、面白いですね。
朝10時頃、私と同類の? アン好きの、
近所の友人が、「ピンポ~ン!」。
でも、久し振りです。聞けば少々、鬱状態で、
外出するのが億劫だったとの事。
私は・・と言いますと・・。
丁度、いつもの木陰で、お茶しようかな・・
と、思っていた所でしたので、「どうぞ!」
と、いう事になり、庭に回って貰いました。
幸い、まだ “月でひろった卵” の
お菓子も残っています。
先日と同じ、葡萄柄の硝子カップで、
採れたてのハーブティーを。
そして私も又、これ幸いと友人を観客に、
リコーダー演奏を聴いて貰う事に・・。(お茶の後は、室内に移って)
“薄青い薔薇の花を散らした、
クリーム色のモスリンを着ていたが、
普通、同じ年配の婦人が着たら、ひどく派手に見えるであろうに、
ミス・ラベンダーには、しっくり似合っていた。”
【「アンの青春」 第21章】
ここで私も一応、ミス・ラベンダーよろしく服も着替えて。
何てったって演奏会? ですもの。
友人は元々、ピンクハウス物が好きなので、いつもアンのような格好をしています。
今日も、フリルたっぷりの薔薇柄のワンピースです。
そうそう曲は、ジョゼフ・ボーダン・ド・ボワモルティエ作曲、(フランシス・D・ミラー編)
『2本のアルト・リコーダーのための 「組曲とパストラール」』。
一人二役で、下声部は録音です。
~なんて記すと、一見難しそうですが、ごくごく簡単なもの。
でも、気軽にバロックの雰囲気に浸る事が出来ます。
リコーダーは、誰もが小学校時代、一度は演奏した事のある楽器、
そう、あの縦笛です。“この頃何も、する気がしない・・”
と嘆いている彼女に、“笛をやらない?” と、誘ってみました。
リコーダーで童謡もいいですが、バロック音楽は最高です。
そして気軽にアンサンブルの楽しさも・・。それは彼女も認めていました。
“楽譜が読めないから・・” と、尻込みしている彼女に、
“教えるから・・” とハッパをかけていますが、果たしてどうなるでしょう・・?