【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

二人だけのコンサート

2008-05-23 17:00:49 | 音聴箱


   




   今日も五月晴れ。美しい鶯(うぐいす) の鳴き声も相変わらずです。
  その上、昨日より若干、湿度があるかも知れません。
  今日はその分、暑くなりました。

   そうそう、お月様・・。
  昨夜も午後10時頃は、オレンジの朧(おぼろ)月でした。
  でも休む時は、いつもの黄色いお月様で、ほっと一安心。

   ただ、そのお月様も、だんだん移動してしまい、
  お月様を眺めながら休むなどという、
  空極のロマンティック気分には、ほど遠いものとなりました。
  たった何日間の事なのに、面白いですね。



   朝10時頃、私と同類の? アン好きの、
  近所の友人が、「ピンポ~ン!」。

   でも、久し振りです。聞けば少々、鬱状態で、
  外出するのが億劫だったとの事。
  私は・・と言いますと・・。

   丁度、いつもの木陰で、お茶しようかな・・
  と、思っていた所でしたので、「どうぞ!」
  と、いう事になり、庭に回って貰いました。

   幸い、まだ “月でひろった卵” の
  お菓子も残っています。

    先日と同じ、葡萄柄の硝子カップで、
   採れたてのハーブティーを。

   そして私も又、これ幸いと友人を観客に、
  リコーダー演奏を聴いて貰う事に・・。(お茶の後は、室内に移って)

   




   “薄青い薔薇の花を散らした、
  クリーム色のモスリンを着ていたが、
  普通、同じ年配の婦人が着たら、ひどく派手に見えるであろうに、
  ミス・ラベンダーには、しっくり似合っていた。”
                   
                                【「アンの青春」 第21章】

   



   ここで私も一応、ミス・ラベンダーよろしく服も着替えて。
  何てったって演奏会? ですもの。

   友人は元々、ピンクハウス物が好きなので、いつもアンのような格好をしています。
  今日も、フリルたっぷりの薔薇柄のワンピースです。

   そうそう曲は、ジョゼフ・ボーダン・ド・ボワモルティエ作曲、(フランシス・D・ミラー編)
  『2本のアルト・リコーダーのための 「組曲とパストラール」』。
  一人二役で、下声部は録音です。

   ~なんて記すと、一見難しそうですが、ごくごく簡単なもの。
  でも、気軽にバロックの雰囲気に浸る事が出来ます。

   リコーダーは、誰もが小学校時代、一度は演奏した事のある楽器、
  そう、あの縦笛です。“この頃何も、する気がしない・・”
  と嘆いている彼女に、“笛をやらない?” と、誘ってみました。

   リコーダーで童謡もいいですが、バロック音楽は最高です。
  そして気軽にアンサンブルの楽しさも・・。それは彼女も認めていました。

   “楽譜が読めないから・・” と、尻込みしている彼女に、
 “教えるから・・” とハッパをかけていますが、果たしてどうなるでしょう・・?