【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

膝まずく城主

2014-01-17 21:00:05 | レトロ(素敵)な空間~散策





【薔薇と城主 ~ 高山右近像】







遠い昔に生命の全盛時代を持った古い家は、
それゆえにこそ、今は大変静かで、
賢く、そしてやや神秘めいていた。
又、少し厳しかったけれど、
非常に親切だった。      
               【「エミリーの求めるもの」 第1章】





   昨日は随分、朝寝坊だった太陽。
  今日も時雨(しぐれ)から一日は始まりました。

   尤も、パラッと状態の、ごく弱い雨。滴(しずく)程度。
  おまけに、ほんの僅かな時間です。(日中も何度かありました)

   日射しがありませんから、日溜りの温もりこそ
  ありませんが、一時の寒さは和らいでいます。
  ただ、こんな日は視覚的には荒涼としていますけれど。











   さて、寒空の下、
  久し振りに外出。
  今年初めての道草です。

   今日は暖かい・・
  ~なんて申しましたが、
  どうして、どうして。
  やはり戸外は厳寒。

   暦の上では寒中の
  真っ只中ですものね。     

   改めて写真を見て
  みますと・・。

   薔薇の赤だけがやけに
  目立つ、モノトーン風。

   今が真冬だという事を
  嫌が応でも実感させられます。

   こちらの教会は2度目の
  写真となりますが、
  【以前】 の抜けるような青空を背景とした
  写真と比べれば、一目瞭然ですね。

   建築時期は、比較的新しいものです。
  1962年(昭和37年)建築。

   銅像は、ニコラ・アルギィニ作(伊)。
  1965年(昭和40年)、ローマのクラレチアン修道会からの寄贈。

   そして写真はありませんが、1軒お隣には神社が隣接。
  教会と神社が並んで・・とは、いかにも八百万(やおよろず)の
  神を信仰する日本らしいですね。

   ところで5枚目以降の町家は、今も現役のお宅です。
  きちんと手入れされて至極、居心地良さそうです。
  何気に置かれた鉢植えが、それを物語っていますね。