


【薔薇と城主 ~ 高山右近像】


遠い昔に生命の全盛時代を持った古い家は、 それゆえにこそ、今は大変静かで、 賢く、そしてやや神秘めいていた。 又、少し厳しかったけれど、 非常に親切だった。 【「エミリーの求めるもの」 第1章】 |

昨日は随分、朝寝坊だった太陽。
今日も時雨(しぐれ)から一日は始まりました。
尤も、パラッと状態の、ごく弱い雨。滴(しずく)程度。
おまけに、ほんの僅かな時間です。(日中も何度かありました)
日射しがありませんから、日溜りの温もりこそ
ありませんが、一時の寒さは和らいでいます。
ただ、こんな日は視覚的には荒涼としていますけれど。



久し振りに外出。
今年初めての道草です。
今日は暖かい・・
~なんて申しましたが、
どうして、どうして。
やはり戸外は厳寒。
暦の上では寒中の
真っ只中ですものね。
改めて写真を見て
みますと・・。
薔薇の赤だけがやけに
目立つ、モノトーン風。
今が真冬だという事を
嫌が応でも実感させられます。
こちらの教会は2度目の
写真となりますが、
【以前】 の抜けるような青空を背景とした
写真と比べれば、一目瞭然ですね。
建築時期は、比較的新しいものです。
1962年(昭和37年)建築。
銅像は、ニコラ・アルギィニ作(伊)。
1965年(昭和40年)、ローマのクラレチアン修道会からの寄贈。
そして写真はありませんが、1軒お隣には神社が隣接。
教会と神社が並んで・・とは、いかにも八百万(やおよろず)の
神を信仰する日本らしいですね。
ところで5枚目以降の町家は、今も現役のお宅です。
きちんと手入れされて至極、居心地良さそうです。
何気に置かれた鉢植えが、それを物語っていますね。