【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

オレンジ色の温もり

2014-01-21 22:58:22 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編









レイチェル・リンド夫人は
秘蔵の客間用のランプを
持ち出して灯をともした。
実を言えばそれは嫌な赤い球体の付いた、
感じの悪いランプであったが、
しかし、何と暖かな、薔薇色の、
この場にふさわしい光を
全ての物の上に投げていることだろう!
影が何と暖かく、親しげなことか!              
                 【「アンの幸福」 第2年目5.】
 











   
   今朝は肉眼でもハッキリ見える太陽と共に明けました。
  今日のそれは夕日と言うより、お月様のようですね。

   こんな太陽は、どこか弱々しげで、
  雪でも降るのか思ったものです。

   尤も、気温は昨日より2度高い朝でしたけれど。
  そんな杞憂に反し、その後も何とか太陽は出ています。






【行列の出来る羊羹 ~ 東京 吉祥寺 「小ざさ」】





     さて、お隣から何とも美味しい羊羹を頂きました。
    そんなこんなで。

     昨日の今日ですが、二日続けて
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、開店と致しましょう。
    今日は珈琲の後、羊羹と共に熱いほうじ茶をお出ししましょう。
    ~なんて。

        





   その羊羹とは・・。
  東京は吉祥寺、
  「小ざさ」 の羊羹です。

   何でも朝10時開店ですが、
  夜中から並ばなければ
  買えないとか。
  (8時半に整理券を配布)

   一日に150個しか
  作らないと言いますから、
  それも頷(うなづ)けます。

   昔ながらの製法に拘り、
  小鍋、木炭を使っている
  のだそうですね。

   それにしても羊羹が
  こんなに美味しかったなんて。

   元々、羊羹は砂糖の
  塊のような気がして
  敬遠していた私。

   頂いたのは何年振りでしょう。
  ちょっと記憶にありません。

   目から鱗・・。どうやら食わず嫌いだったようです。
  しつこくなくて上品な甘さ。

   ところで、和菓子の空極は、
  羊羹にあるそうですね。勉強不足でした。

   今日の器は備前焼。(コップ、一輪挿し、皿)
  今日は朝の空からしてオレンジ色に染まっていますし、
  それならと・・もう一つの備前焼を用いました。

   こちらの備前は、焔のようですものね。
  本来、好きなのは茶色の方ですけれど。

   オレンジの硝子の器には電球を入れ、俄かランプに。
  そうそう、リンド夫人の感じの悪いランプ・・という訳ではありません。
  寧(むし)ろ、気に入っています。