【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

レース糸のマジック!

2013-02-17 17:27:27 | 私の手作り夢時間






「あたしはまだ、
刺繍 は一針も出来ないんですもの。
だけどナプキンだけは早速、
明日から作り始めようと思うの。
マイラ・ギリスがお嫁に行く時には、
ナプキンを37枚持って行ったんですって。
だからあたしも、
それに負けないだけ持って行こうと思うの」                   
                 【「アンの青春」 第29章】


   昨日、今日と真冬の寒さに戻っています。
  雪こそ降らないものの、日射しのない今日は、
  モノトーンの殺伐とした光景が広がっています。

   そんな中ですが、様々な植物が芽吹いている事に気付きます。
  まさに 「生更ぎ」 なのですね。今日は 「匂い菫(ニオイスミレ)」 の花芽も。
  薔薇と共に大好きな花ですので待ち遠しくて。

   それに何より嬉しいのは一昨年よりは昨年、
  昨年よりは今年・・・と少しずつ、少しずつ・・・
  その領域を広げて行ってくれている事。

   この菫なら、庭中覆い尽くされたって構いません。
  大歓迎です。





   
   
   
   
   今日も私はレースと戯れています。
  色々なレースに囲まれていると幸せ気分になること請け合い。

   ところで、この刺繍の額は最近作ったものではありません。
  ずっと以前のものです。

   それはさて置き、額の木枠、手作りっぽくて好きなのですが、
  少々、飽きて来ました。それならレースを付けようと。

   早速、編み溜めていたレースを探しましたが、
  残念ながら、どれも寸足らず。

   市販のレースでもいいのですが、
  白のレースだけは沢山ありますので、編もうかと。

   尤も、その前に編みたい物があって編み始めましたので、
  その後になりますけれど。
  

   
  










   ところで、こちらの写真は G20 に出発する麻生副総理。
  帽子が似合って素敵!!  サマになっています。
  カッコ良いので思わず貼ってしまいました。

束の間のアナログ生活

2013-02-16 16:23:56 | リラのお気楽ユメ日記
「あたしはね」と、
アン はゆっくり言った。
小さな障害 はみな冗談とみなし、
大きな障害 は勝利の予報であるという事を、
あたし実際に学んだの。
詮じつめれば、これこそ
レドモンドが与えてくれたものだと思うわ」           
                  【「アンの愛情」 第37章】






   一応、日の出は見たものの、今日は朝から
  チラチラと雪が舞い、大層、寒い1日となっています。

   とは言っても、ずっと降り続くというのではなく、
  今度は見違えるような青空と太陽。
  その都度、洗濯物を取り込んだり再び干したり。

   雪と青空・・そんな事をどの位、繰り返したでしょう。
  “今度はダマされないワ・・” と思いながら、つい騙されて。
  (写真は青空の方)

   ところで、昨日は記事を書き上げたところで、
  いきなり送信不能になりました。午後、6時頃の事。
  間もなくインターネットどころか、テレビ、電話、全てがアウトの状態に。

   それは今朝になっても回復せず、
  午前 9時半頃になってやっと電話、インターネットが回復。
  それから 30分後にはテレビも回復したのですが、大層時間がかかりました。

   朝の段階では昨日のブログ記事、全て消えていましたが、
  先程、見ますと回復しているではありませんか。

   今日の記事として差し変えようかとも思いましたが、
  そのまま送信する事に。文明の利器を過大評価してはいけませんね。
  改めて思い知らされるところとなりました。

   それにしても電話もテレビもインターネットも使えない生活。
  電話は携帯があるからいいのですが、それでも身内には
  固定しか使えない者もいます。でも使えないとなると、やはり不安。

   普段、時間がないと言っていながら、
  たっぷり与えられた時間を持て余している私がいます。

   おまけに業者からの連絡待ちの時間の長かったこと!
  時間の経過が、やけに遅く感じられたものです。

   当座は不満だらけでしたが、
  こんなアナログ生活もいいのかも知れませんね。
  もう戻る事は出来ないでしょうが・・。

遊び心散りばめて

2013-02-15 18:01:08 | 私の手作り夢時間








この頃の夜は実に味気なく、
昼は昼でほんの僅かの
灰色の太陽のない時間である。
長い夜がやって来ると、
私の中には憂鬱が宿る。
私はその感情を説明出来ない。                 
          【「エミリーの求めるもの」 第19章】


   雨の週末となりました。
  起床時は意外に寒さを感じません。
  案の定、起き抜けの気温は昨日よりも高いくらいです。

   ただ日射しがありませんから、時間の経過と共に、
  じわじわと寒さが募(つの)ります。冷たい雨ですね。
  その雨も午後には、いつの間にか上がっていました。

   ところで、2月も早(はや)半ば。
  言うまでもなく、2月と言えば 「如月(きさらぎ)」。

   その 「きさらぎ」 も寒くて衣を重ねる 「衣更着」 と、
  草木が生き返る 「生更ぎ」 の意味合いがあるのだとか。

   「如月」 は、冬と春の境目だという事ですね。
  又、「梅見月(うめみづき)」 という素敵な異称も。









   さて、テーブルの上は春が待ち切れないようです。
  1頭、2頭、3頭・・・蝶が舞っています。
  と言ってもご覧の通り、レースの蝶ですが・・。

   ほんの僅かな手間で、蝶が完成しました。
  折角ですので、手持ちの蝶の小物も一緒に。
  と言っても、蝶が特別好きという訳ではありません。

   いいえ、そんな事を言ってはいけませんね。
  蝶は、幸運の使者だそうですから。

   アラッ!? 確か蝶の蝋燭も持っていた筈・・。
  今になって思い出しました。もう1度、撮り直しですね。
  今度は治まる所に治まった、それと共に。

   ところで今日の引用文は、『アンの世界』 の冬の情景。
  この描写から私は、以前の新聞記事を思い出したものです。

   それは、増え続ける移住者に英国政府が検討しているという、キャンペーン。
  雨の日が多く、天候不順を強調する事で移民を抑制しようというものだとか。

   日本でもTPP問題がありますが、どうなるのでしょう。
  しっかり議論した上で決めて欲しいですね。
  英国の二の舞いにならなければいいのですが・・。

甘い魔法にかけられて

2013-02-14 18:36:58 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編



【チョコとハートと花で私だけの物語を綴る日】


・・・あたしの誕生日には、菫の箱に添えて、
何と美しい短詩を贈ってくれた事だろう!
アン はそれを1行残さず暗記してしまった。
キーツシェイクスピア の水準には
及ぶべくもないが ――
(中略)
しかもアンに宛てて
書かれているのである ――
ローラとか、ビアトリスとか、
アテネの乙女へ宛てたのではなく、
自分、アン・シャーリーにである。
                【「アンの夢の家」 第12章】


   今日も太陽が照っている割には、
  その空は、どちらかと言えば白っぽいものに。

   勿論、日の出の太陽も昨日同様、朧月(おぼろづき)のよう。
  ただ北の空は、淡い水色の空。空が見えない訳ではありません。

   尤も PM2.5 は目には見えませんから、
  気にしても仕方ありませんけれど。
  でも空は美しいに越した事はありませんものね。
  





     さて、今日は 「聖バレンタインデー」 ですね。
    今ではもうすっかり生活に取り入れられ、定着しています。

     先日、チョコに合う珈琲も買って来た事ですし、
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
    あれよ、あれよという間に、2週間振りとなってしまいました。 

   ところで、バレンタインデーとセットのハート。
  遠い昔、中世ヨーロッパでも、
  この結びつきは、ポピュラーなものだったとか。

   そして、ヴィクトリア時代になりますと、身の周りの物に、
  ハートの刺繍をしたり、美しい詩を書いて贈ったりしたそうです。

   『アンの世界』 にはバレンタインデーの記述はありませんが、
  それこそ、ヴィクトリア時代の色彩が色濃い世界ですから、
  今日の引用文のように心を込めた詩を贈った事でしょう。

   詩を贈ったり贈られたりする習慣は、
  一般的に行なわれていたようですから。
  兎にも角にもハートが行き交う日って、素敵ですね。

   そう言えば、10年位前に観た映画、「グッドモーニング・バビロン」。
  戦争映画だった気がするのですが、鳥籠に愛のメッセージを詰めて贈る・・
  というシーンがあったのを思い出しました。

   最近、籠やランプにカードや額を飾っていて ・・ “どこかで見たシーン・・”
  ~なんて。でも思い出せなくて歯がゆく思っていたものです。

   これを真似て、鳥籠にカードとチョコを入れて贈る・・
  ロマンティックですね~!   

たった一つの自分の印

2013-02-13 16:18:28 | 私の手作り夢時間








美しく念入りの服装をし、
白い喉元に付けた 緋色 のゼラニウムに
いつもの色が見られた。
暖かい炉の火に映えて美しい髪は
溶けた金のように輝いた。
海の青さをたたえた眼は
静かな笑いと魅力に溢れていた。
その瞬間、小さな 『夢の家』 の影響を受けて
レスリー は再び少女に返った ――                   
                 【「アンの夢の家」 第12章】



   昨日、夕方から降り出した雨は朝には上がっていました。
  それにしても起床時は太陽燦々でしたのに。間もなく真珠色の空に。

   ただ気温の方は、一時の強烈な冷え込みはありません。
  “一雨ごとに暖かくなる・・” そんな気配すら感じます。

   そうそう、昨日、庭から摘んだ水仙。
  僅か数輪の花ですのに、豊潤な香りを漂わせてくれています。

   「私はここにいます」 無言な中にも確かな存在感。
  思わず、その香りの主に目を遣(や)れば・・。
  俯(うつむ)き、「我、関せず」 の風情。

   “やられた・・” ~なんて、他愛もない言葉を呟きながら、
  ふっと心が和み、綻(ほころ)ぶ瞬間です。




【レースの 「ワンポイント」 のつもり】




   とかく冬は家の中に閉じ籠ってばかり。
  外出時も、コートやマフラーで服装も隠れますから、
  ついいい加減に。でも、少しでも春の気配を感じたら・・。

   付属品にも目が向くようになって来ます。
  そんな時、手っ取り早いのはベルトなど。

   いつも身の回りのどこかに真紅の物を付けているのは、
  上記の レスリー ですが、私は、やはり 「レース&ビーズ」 でしょうか。

   どこか1点でも、それらに囲まれていたら、心華やぎ、幸せ気分に。
  レスリーの真紅も、きっとそうだったのではないでしょうか。  

   そんなこんなで、再び取り出したレース針。
  まだ途中ですが蝶のつもり。

   蝶のワンポイントはハナエ・モリですが、
  後、薔薇などレースで編んで、手持ちの物に付けましょう。
  栞などもいいですね。手紙や贈物などにも添えて。

手作りの楽しさ散りばめて

2013-02-12 17:10:57 | 私の手作り夢時間








「私は屋根裏部屋に置いてあるあの
編んだ敷物 6枚をやる事になったのですよ。
あの子があれを欲しがるとは
思いませんでしたね ――
何しろ昔風の物ですからね。
それに今では誰もかれも鈎針かぎばりで編んだ
敷物しか欲しがらないらしいですしね。
(中略)
それからあの子のジャムの戸棚に
貯蔵して置くように、こけもものジャム
1年分作ってやるつもりです」                  
                  【「アンの夢の家」 第2章】



   連休明けの今日は快晴の空で明けました。
  しかしながら、起床時の空はボ~ッとした太陽。
  まるで朧月のような。

   これも中国の大気汚染のせいなのでしょう。
  これから春に向けて黄砂や花粉も飛来します。

   春に向けてこれらを思いますと、
  待ち望んだ季節も暗澹(あんたん)たる気持ちになります。

   暗澹と言えば、北朝鮮は地下核実験を強行。
  こんな国に囲まれている日本の現状。

   決して憲法9条に守られていた訳ではないでしょう。
  日米同盟と、たまたま運が良かっただけ。そんな風に思えます。



   さて、先日来からのレース。
  糸が足りなくなったり、
  (それも黒と茶の両方)
  従って解(ほど)いたり
  編み直したり。

   結構大変でしたが、
  やっと出来上がりました。
  ドレスアップして登場です。

   この編み方は、切る、繋ぐが
  頻繁ですから、糸の後始末も
  これまた大変です。

   今回の物は、レース編み本の
  パターンを下地にしていますが、
  実際の物とはかなり違った、
  私自身のオリジナルに
  近いものとなっています。

   おまけに廃物利用やランタンに
  レースを組合せていますから、
  ある意味、世界に1つしか
  ない物ですね。

   ところで、今日の引用文の 「マリラの三つ編みマット」  
  (これも並行して作っています)を初めとして、
  申すまでもなく、『アンの世界』 は手作りが盛んです。
  それにしてもジャム1年分も凄いですけれど。

   そう言えば、マリラ は、ダイアナ が、
  いちご水 と間違えて飲んだ、葡萄酒も作りますしね。  

   この時代の女性ですから、皆さん、何でも出来ますが、
  強いて上げれば、マリラは 「料理」、リンド夫人 は 「刺子」、 
  ミス・コーネリア の 「縫物」、スーザン の 「レース編み」・・と言った処でしょうね。

世界に一つの宝物

2013-02-10 19:03:37 | リラのお気楽ユメ日記



【「赤毛のアン」 の便箋も】


「あたしは自分のほか、
誰にもなりたくないわ。
例え一生、ダイヤモンドに
慰めて貰えずに過ごしても。
アン は言った。
「あたし、真珠の首飾りを付けた、
グリーン・ゲイブルスのアンで大満足だわ。
マシュウ小父さん
この首飾りに込めた愛情が、
ピンク夫人の宝石にに劣らない事を
知っているんですもの」       
                 【「赤毛のアン」 第33章】






   
   
   こんな美しい空で明けました。
  写真は午前7時の空。

   2日続けて寝坊しましたが、
  休日の真ん中にしては早起きです。

   朝は結構寒く、パンジーなどは、カチカチに凍って。
  でも今日も如露の水は凍っていません。
  逆に日中は、暖かくなりました。
  





   今日は、バレンタインの
  チョコレートの購入も
  ありますし、レース糸や珈琲も
  切らしていましたから街へ。

   ところで、こちらの珈琲は、
  バレンタイン限定品。    

   先月、お店の方に
  勧められて購入したのですが、
  その味が忘れられなくて、もう1度。

   銘柄は、「グアテマラ カシ シエロ」
  上品なコクとカカオの香りで幸せ気分。

   限定品なのが本当に残念。クセになりそうです。
  いいえ、既にクセになっていますね。

   そうそう冒頭の写真。(ランタン)
  廃物利用にハマっている私の傑作? です。

   実は、このランタン、和紙の笠がかかっておりました。
  その和紙が年月と共に、ボロボロに破れてしまって。

   フツーは、ここで捨てるのでしょうが、私は・・。
  暫くは、【クリスマスツリー】 の三角の木枠を。
  それはそれで気に入っていましたが、普段使い出来ません。

   何かないかと・・家の中を見廻したものです。
  ありました! 南の島の 【貝殻細工】 の飾り物。

   早速掛けたのが冒頭の写真という訳です。
  ただ貝殻は季節外れですが。春を通り越して夏の先取りです。

   本当は黒のメッシュの山高帽が良かったのですが、つい先日、捨てたばかり。
  しかも長い事(持て余しながらも)持っていましたのに。残念でたまりません。

   山高帽は似合わない事もあったのですが、
  その時は、ランタンの笠に・・なんて思ってもみませんでしたから。
  「後悔先に立たず」・・とは良く言ったものですね。

   兎にも角にもレース糸も買って来ましたし、
  早速、編み始めるつもりです。  

春告花の心意気

2013-02-09 16:46:36 | リラのお気楽ユメ日記







「何か劇的な事が起これば
いいなんて思って、
あたしは何ていけなかったんだろう!
ああ、あの懐かしい単調な愉しい毎日が
もう1度帰って来たらいいのに!
もう決して 決して 不平は言わないから」            
                【「アンの娘リラ」 第5章】



   2日連続の寝坊。寝覚めた時には既に太陽燦々。
  空が見える事に感謝しつつ、中国の大気汚染には暗澹(あんたん)となります。 

   既に日本にも届いているそうですね。
  嬉しくない贈物。目に見えないだけに不安が募ります。

   起床時には昨日よりも気温が低く、
  随分寒く感じましたが、今朝も如露の水の凍結はありません。

   この冬は昨年末から何度か凍結を見ましたから、
  これでもその頃よりは暖かいのでしょう。

   そうそう、前述の中国の大気汚染、あろう事か、
  今度は日本に、その 【責任】 があると言っているようですね。

   「嘘も100回言えば本当になる」
  ~というお国柄ですから仕方ない事なのかも知れませんが、呆れます。
  それにしても昨日の安倍首相の国会答弁。

   「日本は礼儀正しく、物腰は物静かであっても
  主張や国益が侵害される時には、
  しっかりと我々の考えを述べる外交に変えて行く」
  
  ~と仰っています。期待しましょう。




   さて、嘆いてばかりいても
  仕方ありませんね。

   今日の引用文の リラ のように
  失って自覚しても、
  どうしようもありません。

   天災でも感じる事ですが、
  日常の生活が、当然のように
  営まれている・・その事が、
  どれだけ幸せな事か。

   それに気付かせてくれた事・・
  それだけでも良しと
  しなければなりませんね。
  手遅れにならないうちに。

   ところで冒頭の写真、「水仙」。
  初めてその清楚な姿を見せてから
  もう何日になるでしょう。

   香り高いその花は、次から次へと
  咲いてくれ、冬枯れの庭の中、
  本当に有り難い花です。

   僅かに小首を傾(かし)げているのは、
  近付く春の足音を聞いているかのよう・・~なんて。

   「水仙や白き障子のとも移り」
                       ~松尾芭蕉

   こちらは芭蕉が江戸へ帰る旅の途中、
  立ち寄った門人の亭で詠んだ一句。

   通された座敷に活けられていた水仙は、
  障子を通して光が移り、清々しい美しさ・・という挨拶吟です。
  ここにも 「17文字の情景」 が浮かんで来ますね。

   そして昨日の雪には寒そうに身をこごめていた、ヴィオラ。
  今日は、スクッと顔を上げ、笑顔です。

   寒さにも雨にも雪にも強い花。それでいて可憐。
  ここに来て一気に花芽を増やしています。春はもうすぐ・・。
  これらの花には、今日も希望と勇気を貰っています。

机の前だけの哲学者

2013-02-08 17:15:17 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)







誰の生涯にも、時々、
何もかもいい事がなくなって
不満と不平だけになる時が
来るものだという事を知っている。
一番明るい日でも、
いくらかの雲はあるものだ。
ただ、それでも太陽はあるという事を
忘れてはならない。
机の前だけの ―― 哲学者 になるのは
何と優しい事だろう。
まあ、とにかく、全く違わない日は
2日とはないものである。
これは有り難い事だ!                
           【「エミリーの求めるもの」 第19章】
 





   ちょっと寝坊した朝。
  カーテンの隙間から
  こぼれ落ちる太陽の光。

   慌てて飛び起きたのは
  言うまでもありません。

   少々冷たいながら、
  それでも庭の如露の水は
  凍っていません。

   “意外に暖かいんだ・・”
  勝手に納得して。

   そのうち晴れた空からチラチラと風花が舞い始めました。
  “ここまではいつものこと” まだまだ余裕? の私がいます。
  そうこうするうちに・・。

   写真のような雪に。
  今度こそ、本格的な雪! と俄かに増す期待感。

   でも、そんな期待など嘲笑うかのように、パ~ッと太陽。
  かと思えば又、雪。その間、何度、“今度こそ・・” と願った事でしょう。

   結局、雪はここまでで終わり。
  葉っぱなど、白い衣裳を僅かに纏っただけで。

   雪深い所に住んでいらっしゃる方には不謹慎だと思うのですが、
  雪を知らない私などには雪ともなりますと、
  どうしてもワクワク感と言いますか、ある種の高揚感は否めません。
  年齢を重ねてもこれなのですから、もうどうしようもありませんね。

   
 





   ところで、今日のどうって事ない雪騒動? 
  など、思えば取るに足らない事です。長々と失礼致しました。

   最近内外で、何かと物騒な話題が多くなりましたね。
  特に昨年から・・いいえ、その前の中国漁船衝突事件頃から
  中国が本性を現し始めたと言いますか・・横暴さが顕著になって来ました。

   その上、南北朝鮮問題など枚挙にいとまがありません。
  おまけに 「北方領土の日」 の昨日は、
  その日に合わせたかのように、ロシアまでが領空侵犯とは・・。

   日本の周りは、ならず者国家ばかりではありませんか。
  これらの国のどこに、「平和を愛する諸国民の公正と信義」 があるのでしょうか。

   おまけに目に余るのは、マスゴミ。
  レーダー照射など、ここまでされても、あたかも日本に
  非があるかのような事を言っている局や新聞社があります。

   昨年の日本企業への中国暴動テロ(デモではありません)ですら、
  やられた日本に対して、「冷静に」 としか言わなかったのですから。

   まるで 「いじめ」 と同じ構図ですね。
  たいした反論もせず、やられてばかりいるのですから。
  相手は益々、つけ上がって来ます。

   何か事が起こると日本人は、例えそれが正しい事でも、
  自分の方が悪かったのではないか・・と反省し、強い事が言えません。

   ともすれば、その場を穏便に済まそうとし、
  (例え悪くなくても)謝罪してしまう・・。

   それは日本人持つ国民性であり、美徳ではありますが、
  今の国際社会では通用しないのではないでしょうか。
  世界に向かって堂々と発言して欲しいものです。特に政治家は。

   そればかりか元○○など、のこのこと相手国に出掛けて行き、
  反日発言をして帰って来るのですから呆れます。まさしく国賊です。

   そして、テレビの居並ぶコメンテーター達にも、
  もううんざりです。尤も途中で消してしまいますけれど。

   最後に。まさに今の中国がそうですね。
  「中国は嘘をつくだけでなく、その嘘がばれても
  全く恥じる事がない。驚くべき事だ」
 

                      ~「ダライ・ラマ自伝」 より抜粋  

今日はロマンティックヒロイン気分?

2013-02-07 21:47:07 | リラのお気楽ユメ日記








この は魅惑と神秘に満ちていて、
これを眺めていると
アレクサンドラ女王の宝石の事も
ロード・バイロンの悲しげな顔の事も忘れ、
私の心はここから抜け出し ――
小門を通り抜けて ――
大きな広い自由と
夢の世界へと行ってしまう。                  
               【「エミリーはのぼる」 第7章】
 






   起床時は、ボ~ッと霞んだ空。
  それがいつの間にか白とピンクの斑(まだら)模様になり・・。

   一応、日の出も見ましたが、変わりやすい空に。
  写真の空は、ほんの一瞬・・刹那の空です。
  そして寒さが戻って来ました。




   さて、今日の写真。
  既に、お察し頂いている
  かも知れませんね。

   私は、ここに登場している、
  せいぜい1900年代初頭頃までの
  ヨーロッパファッションが、
  殊の外、好き。

   『アンの世界』 とも
  勿論、時代が重なりますね。

   ところで、こちらの絵は、
  パリのサンジェルマン・デ・
  プレ界隈(かいわい)。

   今日の引用文のような、
  神秘性には欠けるかも
  知れませんが、こうした絵を
  眺めているだけで、小門から
  大きな広い自由と夢の世界へ
  連れて行ってくれるのは同じです。 

   そう、これこそ 「想像の余地」 ですね。
  絵には、こんな風に夢や癒しが一杯に詰まっていますから好きなのかも知れません。

   そうそう私は今、使い道に拘らない使い方にハマっています。
  本来は、レースの肩掛けも小窓やテーブルクロスに。

   実は、今日のフリンジの付いたそれも三角形のストールです。
  箪笥の肥やしになるよりどれだけ良いでしょう。

   そして使わないカメラの三脚は、帽子掛けになりました。
  パンハンドルを広げれば、スカーフやマフラーなども掛けられます。
  ~なんて。写真家の方には不謹慎だと怒られそうですね。