声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

薄幸の歌人

2015-07-19 16:52:54 | まちづくり


今は歴史民俗資料館となっている明治時代に建てられた小学校の近く

川場村中央公園の「ふれあい橋」西詰めに
その碑は、ひっそりと建てられていました。





江口きちさん…名前は何度か聞いて知っていましたが、

県外から嫁いで来て30年になるというのに
不勉強で、よく知らなかった事に気付き、

少し調べてみました。

1913年生まれで、1938年に26歳という若さで亡くなっています。

その短い生涯の中で1000首もの歌を残していますが、とても複雑な事情があったようで

ろくでなしの父親に愛想を尽かし一人で飲食店を切り盛りしていた母親を、17歳の時に脳溢血で亡くします。

その後、兄妹達の面倒を見るために家業を継ぐことになった、きちさんは

知的障害のある兄の面倒をみながらも、また店に出入りする18歳も年上の地元の妻子ある男性との恋愛に悩み

元々、成績優秀で真面目な性格が自分自身を許せなかったのか、

それとも働いても働いても楽にならない世の中に嫌気がさしたのか

26の時に、兄を道連れに青酸カリで服毒自殺…


その時に着ていたきちさん自身が愛用のミシンで作った純白のウエディングドレスのレプリカが
歴史民俗資料館の展示室にあるのだとか…

知れば知るほど、なんだか哀れで切ないです。
(T ^ T)


今回は時間の都合で資料館の中まで見学できなかったのですが、

次回、川場を訪れた際は、ゆっくり展示室を回ってみようと思っています。




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川場田園プラザ

2015-07-19 16:41:14 | まちづくり
ファミリーで、大賑わいの川場田園プラザです。




数多い「道の駅」の中でも、ここは特別人気のスポットだそうで、

駐車場も朝から満杯、県外客の取り込みに成功している様子が窺えます。

アルバイトらしきスタッフも多くて
若者の雇用促進にもひと役かっているようです。

パン工房からビール工房なども地元で採れた原材料を使用し

レストランでは、もち豚と養殖のギンヒカリをメインに取り入れたメニューが人気、

お値段は少々高めですが、新鮮な食材を吟味して丁寧に作られている印象を受けました。

割り箸まで国産の集成材を使用?

こだわりが感じられますね!




このニジマスの高級ブランド魚ギンヒカリを養殖している場所を探して、

周辺をドライブしてみると

川場田園プラザから、約5分のところ…



美味しい川場の湧き水汲み場の少し先に



ありました!



たぶん、ここですよね?

よ~く見ると…




こっちは稚魚がウジャウジャと集まり

黒い輪になって見えます。





ちなみに、一匹丸ごとだと7000円くらいだとか…。(^^;;



イベントも、盛りだくさん





川遊びも釣り堀も楽しめます!




川場村は、食べどころも見どころも多く一日中いても飽きません。

次回は、ギンヒカリの押し寿司(2人前1700円)
が売り切れないうちに来ようと思います。
(^^;;




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