小さな庭に大きな赤唐辛子が実をつけました。
日曜の朝はTV「題名のない音楽会」を
楽しみに観ている音楽ファンです。
…が、
今朝のシューマンの交響曲第3番「ライン」
での、
まるでSNSの「ライン」と全く同じ発音の曲紹介には違和感がありました。
Rheinische…ライン川のもの
というのは、シューマンがライン川沿岸の風物を曲に盛り込んだ…ことから、
つけられた副題で、もともとの標題ではないと学生時代に教えられましたが
私は、これまでずっと「ラ」の音にアクセントがつく頭高型の発音だと思っていました。
ライン川だと「イン」にアクセントがつく中高型になりますが
昔は、「ライン」だけだと頭高型で発音していました。
名曲「ローレライ」でも、そのつもりで歌っていました。
シューマンの交響曲第3番の副題
「Rheinische」は、
翻訳ソフトで調べても最初にアクセントがついています。
じゃ、Rheinだけではどうか?
昔、買ったドイツ語辞典で調べると、
やはり、最初が高くなるアクセントです。
それが、なんなの?
と思う方もいるでしょうが…
固有名詞のアクセントは、大切なものだと思うのです。
例えば、
“真田丸”のアクセントは、「ナダ」が高くなり「マル」を下げて発音しますが、
試しに「マル」を下げずに
平板型か尾高型アクセントで発音してみてください。
まるで、コンピューターの音声にように不自然だと思いませんか?
交響曲のタイトルも同じです。
今朝の女性アナウンサーの「ライン」のアクセントでは、
曲のイメージが別ものになってしまった…
そんな印象を受けました。
アクセントは、年々、変わっていくものではありますが、
名曲のタイトルのアクセントまで、
今風に変えてもらいたくはないと、個人的に思うのです。
スミマセン、辛口で…
(~_~;)
しみずゆみ