出張帰りに東京駅の近くの丸の内の大型書店に立ち寄ってかねてから気になっていた本を探した。
一冊は音楽関係、
もう一冊は仕事に必要な知識に関するビジネス本…
残念ながら音楽関係の本は少なくて欲しいものはなかったが、
ビジネス本のほうは、中身を確認できた。
田舎暮らしで不便なのは、
読んでみたい本や欲しい楽譜があっても実物を手にとって見ることができない事だ。
大型書店がある街暮らしが羨ましい…
私の場合、
例えば3日間、本を読まなかったとする…
そうすると4日目に人前に立った時に言葉に詰まる事や、
考えた事が言葉としてスムーズに出て来ないのだ。
それは20年前にフランスに数日間滞在して帰国した際に、
すぐに言葉が出て来なかった時とよく似ている。
以前、外資系企業で仕事をしている義姉が毎日英字新聞を読んでいると言っていたことがあったが、
多分それと同じで、
言語は《読む》ことで脳にインプットでき《話す》事で、アウトプットし、確実に自分の言葉になるものなのだろう。
それなら毎日ネットの記事を読めばよさそうなものだが、
何故かネットの文字ではダメ…なのだ。
これは私の単なる思い込みなのかもしれないが、
ネット記事の場合、読み流すことはできても、インプットされていないことが多いし、すぐに忘れる…
しかもドライアイのため、
スマホもPCも長時間の作業がだんだんと難しくなっている。
昨日も、PCの小さな文字を読むのに一苦労した。
文字の拡大にも限界があるようだ。
私の場合、電子書籍はムリと言うことだ。
つい先日、TVで注目されている新しいスタイルの書店、
じっくり本が読めてカフェまである…書店を紹介していた。
そんな本屋さんが近くにあれば、どんなに良いだろう。
誰か、そんな田舎のカフェ付き本屋さんを作ってくれないだろうか。