なるほど…こう来たか、
ミステリーと言うよりもファンタジーだな。
原作を読んだのも、つい先日なのでアレコレ思い出しながら観た。
ベテラン揃いのキャスティングも興味深い…
何より、宮本信子さんの演技に惹き込まれた。
エンディングロールで、ロケ場所が出ていたが、
ロケ場所は遠野のようだ…
イメージにピッタリだなぁ…
いつかゆっくり旅してみたい場所だ。
次週も予約録画しておこう。
彼岸だというのに今日は朝から雨…
Facebookが9年前に投稿した記事をUPして知らせてくれた…
すっかり忘れていたが、
9年前の今日は、おはぎを作ったらしい…
前日にお善哉を作り、翌日におはぎにする…
合理的でムダを嫌う自分らしいやり方だ。
市販の《茹で小豆》は甘すぎてガッカリする事が多いが、
自分で作る茹で小豆は、塩で甘さを出す田舎風の味付けだ。
子供の頃、祖母がよく作ってくれた手作り水羊羹の味にも煮ている…
それに、小豆を煮るときの台所の匂いが好きだ。
小豆をグツグツ煮ていると妙に落ち着くのだ…
香りの記憶は持続性があるようで、子供の頃の記憶がよみがえるきっかけになる。
遠足の時のお弁当の匂い…
ウィンナーと卵焼きの混じった甘くて不思議な匂いが懐かしい。
ドラマ《母の待つ里》では、「ひっつみ」という東北の郷土料理が出てきたが、
関東にも似た料理がある。
義母が以前作ってくれた料理「おつみっこ」というのが近いようだ。
ドラマでは醤油で味付けしているようだったが、義母のは味噌味だ。
どこの家にも伝わる味付けがあるが、
マネしようとしても再現するのが難しいものもある。
あぁ、母の作ってくれた甘い玉子焼きが食べたい…
何度か作ってみたけれど、まっ黄色で甘い母の玉子焼きは再現できない…
そうだ…思い出した。
保育所の遠足で、
私のお弁当を覗いた担任の先生が帰り際に
「あんまり美味しそうだったので玉子焼きを1切れ、私のと交換してもらったんですよ!」
と言ったと、
母が笑って話した事があった。
あのとき、初めて
塩っぱい玉子焼きを食べたんだ。
私はやっぱり甘い玉子焼きのほうが好きだな…
田原先生…
今どうしているかな?