声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

PLAN75

2023-02-25 07:39:00 | 映画・ドラマ
ツラいな。
こう言うのを擬似体験というのだろうか…

ますます落ち込みそうで、
途中でみるのをやめようか…とも思ったが、
78歳の独居の主人公、倍賞千恵子さんと一緒に悩み、絶望し、諦めの境地を体験した。

(日本のために…ねぇ)

それも選択肢の一つなのかなぁ…

年寄りは邪魔者か?
酷いなぁ…

お荷物にはなりたくない…。

だけど、まだ生きることへの希望を捨てずにいたい…
最後は、そんな思いで見終わった。


高齢化率が加速度的に進んでいる日本の近未来を予想して作られた?
とても重いテーマだ。

そういえば、かの有名な若手研究者が「年寄りは集団自決をすればいい」と言ったとか…で物議を醸しているが、

まさにその過激な発言を、ソフトに言い換えてみれば《安楽死の選択》になるのだろうか。

救われるのは、
《PLAN75》を選択する高齢者を時に淡々と手続きする一方で、
親身になって世話をする若いスタッフ達の姿だ。

いくら世の中が変わっても変えられないものもある。


高齢者が社会保障費を圧迫する2025年問題が迫っている事を考えれば、

度々出てくる『日本の未来のために』というキャッチコピーは、決して皮肉ではないが、

分け隔てせずに国民を守ることが国家を守ることではないのかな…


認知症で家族に迷惑かけたり、病気で苦しむのなら、安楽死を選ぶこともあるかもしれないが…。

75歳からの命の選択…

本当にそんな事になったら、私はどうするかな。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めてみた映画は…

2023-02-25 07:35:00 | 映画・ドラマ
咲夜のこと、
息子からの着信に気づいてかけ直すと

「ちょっと聞きたいことがあって」
と言うので、

何かと訊けば

「オレが初めてみた映画って何だっけ?」
と言う。

「たぶん、ゴジラ映画だったような…」

そうだ、90年代に作られたゴジラvsキングギドラとかの怪獣映画だ。

その後はエヴァンゲリオンだっけなぁ…。

なぜ、そんな事を知りたいのかと訊けば

「仕事関係で映画ネタを話すことがあるので」…なのだとか。

そういえば息子は昨年、ゲーム部門からアニメ部門に異動になったと言っていたが、

映画に関わる仕事でもしているのだろうか…。

フリーター時代に川崎の映画館で映写技師のバイトをしていた息子にとって、
たぶん映画は1番やりたい仕事だったはず…。

ゲーム部門にいた時よりストレスも多少は減っているようだし、
以前よりは体調も良さそうだ。

で、どうせ興味はないだろうと思いながらも
「母が最初にみた映画はね…」
と話し始めると、

「えっ?あんな田舎に映画館あったの?」
と訊いてきた。

たぶん、3歳の頃にみたと記憶しているが
東海道四谷怪談…お岩さんだ。

「椅子じゃなくシートが敷かれてある映画館で、お岩さんが出てくるシーンが怖くて近所のオバサンの背中に隠れながらソッとみたんだよ」

「で、その次にみた映画がね、森鴎外の山椒大夫を原作にした安寿と厨子王ってアニメだったかな…当時はカラーの事を天然色って言っていたんだよ…」

その次は、
父に連れられて見に行ったウィーン少年合唱団の『のばら』だ。

美しい映画だったなぁ…

あぁ、私も映画が好きだ…映画の話をするとキリがないんだ。

結局、この日の電話も1時間くらい映画談義に花が咲いた。

top画像は、この前、民家カフェでランチした時のもの。

デザートの抹茶ケーキとピスタチオのモンブラン…、

糖質依存かな。

(−_−;)






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする