4日目ともなると起き上がる際のコツも掴めてくるようで、
ベッドからうつ伏せ状態で降りて、そのまま四つん這いでドアまで行き、柱をつたって立ち上がる。
客観的にみれば、《貞子》か《呪怨》のワンシーンのようだが、
幸いなことに私は髪が短いので、そんなに怖くはないだろう…
その様子をM嬢が毎朝そばで見ているが、
ケガをする前のように私を叩き起こさなくなった…
「パパと散歩行ってね!」
というと、
さっさと部屋を出ていき階段下に座り込んでキュンキュン鳴いて待っているのが、
なんともいじらしい。
午前中はオンライン会議、
午後は出張セミナーと忙しい1日だった。
痛み止めは6時間程度しか効かないので、
午後の仕事に合わせて逆算して朝8時過ぎにカロナールを2錠飲んだが、
2時間立ったままのセミナーも問題なく、
終了後に車で帰宅してからも痛みを感じることなく過ごせた。
やはり精神的なものは大きいようだ。
痛みを感じなくなるまで2週間と言われているが、
私の場合は、もしかしたらもっと短期間で感じなくなるのでは?とも思う。
そのくらい仕事中は鎮痛剤が効いているせいもあるが、ケガの事を完全に忘れていた。
コルセットはしばらく外せないが、コンサートもこの調子なら問題なくこなせそうだ。
今日から、歌の練習を再開。
もともと腹筋と背筋は強い…
これなら通常どおり歌えそうだ。
この程度のケガで済んで本当にありがたい。