昨夜は夜中の1時に目が覚めた。
9時過ぎに目が疲れて、そのまま寝てしまったので、4時間は寝ている…
読みかけの本を、開いて字面だけを読み進める…
海外の作家が書いた有名ピアニストの評伝のような内容で、
カタカナの人名や地名、聞いたことのない現代音楽の話が出てくるため、
本来なら意味を考え、反芻しながら、
じっくりと時間をかけて読まなければならない内容なのだが、
この時間は、内容より活字を追うことで、次の入眠のタイミングに期待しながら読む…
それなのに、
なかなかそのタイミングはやってこない…
仕方ないのでキリの良いところでやめて、
別の読みかけの本を開く…
今度はアタマにスーッと入ってくる日本の人気作家の短編小説だ。
(どこまで、読んだんだっけ?)
そうだ、
ゲイバーのマダムが急死して、その葬儀会場にパトロンがやってきた箇所からだ…
易しい言葉でサラリと書かれた文章はラクだ。
あっという間に読み終えて、次の物語を読み進める…
今度は有名企業をリストラされた50前の男の話だ…
予想通りの展開で、やや退屈…
そろそろ眠くなるかな…と思ったら、
最後の辺りになって、どんでん返し風の結末が表れた…
(この主人公はどんどん不幸になっていくなぁ…)
そう思うと、余計に目が覚めた。
午前3時前だ…
布団の足元で丸くなって寝ていたM嬢が、
息を荒くし小さくウッ、ウッ、ウッ…と鳴いて少しだけ脚をばたつかせた。
2日前、久々にいつものドッグランでBFのシベリアンハスキーと会って一緒に遊んだM嬢だが、
今月19日に動物病院で受けた尿検査でタンパクの数値が高く、
念のため血液検査を受けた…
今のところ腎臓や肝臓の病気を示す異状は出ていないが、
間もなく8才、人間で言えば61才くらいだ。
今までは何事もなく元気で過ごしていたけれど、
これからは食事や運動などを含め、健康維持のための管理が特に大事になってくる。
体重が30kgを超えてしまったのは、オヤツの食べさせすぎと、
長かった今夏の運動不足が原因だ…
冬期のドッグランは4時半に閉まってしまうが、
今日からは、なるべく早めに連れて行こうと思う。
不安な気持ちが眠りを妨げるが、
M嬢の体温が冷え症の脚を温めてくれる…
昼間の読書は、たいていM嬢の妨害で中断させられるが、
深夜の読書は静かで快適だ。
とは言え、
枕元のスタンドの明かりで読む深夜の読書は2時間が限界だ。
目を閉じて仕事のことを考える…
ますます眠れなくなる。
明日は出張で早朝に家を出なくてはいけない。
やっぱりY1000を飲むことにしよう。