昨日、ぼんやり見ていたニュースのトピックで、
婚活をテーマに受講者にレクチャーするセミナーを紹介していた。
そこでインタビューに応えていた参加者の若い女性が
「勉強させていただきます」と真顔で言うのを聞きながら、
妙な違和感をおぼえた。
(何なんだろう…)
と、その原因を考えてみた。
そもそも婚活は《勉強》するものなのだろうか?
確かに今の時代はボーッと過ごしているとパートナーを見つけるのは難しい。
出会いの場を偶然に任せていては、いつまでたってもチャンスは来ないし、
誰かに紹介してもらう等の手段を経ないと最終目的である結婚には結びつかないのは理解できる。
が、
それにしてもだ…
婚活を勉強して何になるんだろう…
勉強するなら、自分をブラッシュアップするための教養講座とか、
資格取得のための勉強をするとかのほうが、ずっと役立つのではなかろうか?
いやいや、それ以上に、例え婚活が上手くいかなかったとしても、
自分自身の将来のためには、ずっと役立つと思うのだ。
そう言う私も、
自治体主催の《婚活セミナー》で講師をしたことがあるが、
そこでは《会話術のスキルアップ》が目的で、婚活そのものを勉強するのが目的ではない。
人生は思いのほか短い。
無理にパートナーを見つけるより、1人で好きに生きたほうが充実している場合もある。
真剣に真顔でインタビューに応えていた彼女に言ってあげたい。
「若い時は好きな事を存分にやりなさい」
と…。
昨日は、
沼田市にあるラベンダーパークに行ってきたが、
カップルがゆっくり語らいながら散歩するには絶好の場所だ。
広い園内では、休憩場所もたくさんあるし、
自然の中でラベンダーの香りを感じながら備え付けのハンモックで昼寝もできる。
こう言う開放的な場所もデートにはピッタリだと思うけど…。
ちなみにラベンダーの見頃は、もう少し先のようだ。