一度ハマるとやめられないのは
いつもの事で、
典型的なオタク体質のせいか、
このところ眼の下にクマを作ってスマホと睨めっこしています。
GarageBandでのBGM作りは、
案の定、美容には頗る悪く、
眼にも耳にも悪い…
どこかで、いったん止めるきっかけを作らないといけません…
なので、
ビデオ録画した映画で気分転換。
『グラン・プリ』は、
かれこれ50年以上もまえの映画らしいけれど、
カーレースの最高峰F1レーサーの悲哀を描いた映画でありながら、
レースシーンで映し出される車載カメラの映像は、
今見ても臨場感に溢れていて楽しめました。
あのセナとマンセルの伝説のバトルが繰り広げられたモナコの市街地コース、
夫が30年前に大名旅行で訪れたベルギーGPのスパ・フランコルシャン、
思わず身体が斜めになってしまうモンツァのバンク、
等々、
高速走行でのスリップストリームの丁寧な解説まで付いて、
まるで記録映画を観ているよう…。
まぁ、マシンがチープに見えるのは昔の映画なので仕方ないとして、
ついでに言わせていただくと
本田宗一郎を思わせる三船敏郎さんはカッコよすぎるし
なんで、レーサー役にイヴ・モンタン?
…という思いは、
ずうっと付き纏うけれど
若くて初々しいフランワーズ・アルディも出ていて
見どころ満載です。
それと…
( この曲どこかで聞いた事がある…)
と思いながら、
どこで聞いたのかが思い出せないサウンドトラックも…印象に残ります。
...で、どこで、
聞いたんだっけ?
と、思いながら最後まで観てしまう
やたらサントラ曲だけが妙に懐かしい…
不思議な映画でもあります。