秋の夜長とは言うけれど、
この頃は特に、
夜中に目が覚めてからの時間を持て余している…
昨夜も10時過ぎまで読みかけの本を読み、
目の疲れた頃に入眠…
いつものように深夜2時過ぎに目が覚めた。
横でぺったりと身体をくっつけて寝ているM嬢の体温せいか、
それとも3日前から始めたハチミツ生姜紅茶のせいか、
心地よくは眠れているが、
この2時に一旦目が覚めると、そこから次に眠りにつくまでの時間が長い…
眠れないので、つい
夜中は特に見てはいけないと言われている《禁断のスマホ》
を手に取ってニュースを読んだりするが、
夜中は更新されていないのか、どーでもいい芸能ニュースやスキャンダルが多い。
そして後悔する…
(またムダな時間を過ごしてしまった…)
と。
そして、またネガティヴなことを考える…
世の中が目まぐるしく動いている中で、
置いてきぼりになったような、焦りを感じている。
この停滞感は何だろう…?
今月始めから体調を崩している夫も
昨日は仕事に出かけたが、
まだ本調子とはいかないようだ。
コレは自分たちが年取ったせいなのか?
それとも、世間と自分たちの常識のズレなのか?
得体の知れない不安がよぎる…
不安になるとますます眠れなくなって、
ふと、
昼間みたAmazonプライムの《ペンションメッツァ》を思い浮かべた
あの主人公の暮らしと、自分を重ね合わせる…
山の中の一軒家での暮らし、
違いは、
ひとり暮らしではない事とペンションでないことくらいか?
いやいや、自分にはまだ社会的に繋がっている仕事があるではないか…
だけど、
ペンションにするほどの部屋はないが、
将来的に、あんな風な暮らしが続く可能性はあるだろうな…
もっとも、自分のほうが残った場合だけだけれど…
そして、思うのだ。
先のことは分からない、
分からない事を考えたって仕方ない…と。
そして、再び眠る…
朝6時過ぎ、M嬢が先に起きて
私のアタマを前脚でバンバン叩く…
昨日から冬布団にしているので、
アタマから布団をかぶれば衝撃から免れることはできるが、
このままだと、布団のシーツがあちこち引っ掻きキズだらけになる。
やっぱり、狼爪は切っておくべきだったな…
(-。-;