熱海の土石流の映像が
目に焼き付いて仕事中も頭から離れない…
地元の人達は「伊豆山は安全」だと信じていたらしい。
昔は考えられなかった事が起こる。
ハザードマップは何年かに一度更新されるらしいが、
そこに描かれた危険度が必ずしも全てではない…と、
土石流災害が起こる度に、
同じことを繰り返す専門家がいる。
注意喚起と啓発は重要だが、
災害国に住んでいると、いつの間にか
諦めに似た気持ちと、運を天に任せよう…と開き直る事もしばしばだ。
危機を回避するために真剣に考えて行動に移すか否かは、個人の判断に任せられている。
《身を守る行動》の言葉の中には
“自己責任”や“自助努力”も含まれているのだろうと…私は解釈している。
何からすべきか?
我が家は少し高台にあるので土石流に巻き込まれる危険性は低いが、
孤立する確率は100%、
関東ローム層の緩い地盤を考えると地滑りの可能性50%、
調べてみると旧地名には“河”の字が入っているし実際、近くに川もある。
決して安全な場所ではない。
緊急時の水は常時20ℓタンクで用意してある。
備蓄食料は3、4日分くらいはある。
ドッグフードも買いだめしてある。
築30年以上のボロ家だが、
母屋は東日本の震災時も持ち堪えた程、しっかり造られている。
問題は20数年前に増築されたらしい離れだ。
ここは安普請で、西側の側面の土台が崩れやすいと夫が言う。
重機を入れてリフォームするには隣の土地の所有者に許可を貰わないとならない事情があって、急には直せない。
多分、土石流が発生すると土台が崩れ、簡単に流されてしまうだろう…。
熱海の映像が、それを予想させる。
避難指示が出ても大型犬がいると避難所には行けない。
万が一を考えて、
車にキャンプ用具を積んでおこう。
備蓄食料と水、ドッグフードも3、4日分積んでおけば、
とりあえず何とかなる。
昨日、自衛官時代の大先輩からパンの缶詰が送られてきた。
大変ありがたい。
早速、備蓄食料に加えさせていただきます。